HOME 国内、海外

2024.03.03

キプルトが世界歴代5位、国内最高の2時間2分16秒で優勝 前半の世界新ペースを経て終盤の競り合い制す/東京マラソン
キプルトが世界歴代5位、国内最高の2時間2分16秒で優勝 前半の世界新ペースを経て終盤の競り合い制す/東京マラソン

男子優勝のキプルト

◇東京マラソン2024(3月3日/東京・東京都庁~東京駅前)

アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つ、東京マラソン2024が3月3日に行われ、男子はベンソン・キプルト(ケニア)が世界歴代5位の2時間2分16秒(速報値)で優勝した。

先頭集団は5kmは14分16秒、10km28分30秒、15km42分52秒、20km57分14秒と世界記録(2時間0分35秒)を上回るペースで展開。五輪2大会連続のエリウド・キプチョゲ(ケニア)も20km手前で食らいつけないなか、ハイペースを刻んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

27.3kmでティモシー・キプラガト(ケニア)が単独トップに立ち、30kmを1時間26分08秒と世界記録を23秒上回るペースだったが、そこからペースダウン。キプルトが32km手前で追いついた。

35kmの通過は1時間41分02秒と世界記録から40秒遅れるなど、キプラガトとキプルトの牽制となったが、38.5km付近でキプルトが単独首位に浮上。そのまま逃げ切った。

キプルトは1991年生まれ。これまでの自己ベストは2023年のシカゴで出した2時間4分02秒。2018年大会を制したディクソン・チュンバ(ケニア)の弟。

◇東京マラソン2024(3月3日/東京・東京都庁~東京駅前) アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つ、東京マラソン2024が3月3日に行われ、男子はベンソン・キプルト(ケニア)が世界歴代5位の2時間2分16秒(速報値)で優勝した。 先頭集団は5kmは14分16秒、10km28分30秒、15km42分52秒、20km57分14秒と世界記録(2時間0分35秒)を上回るペースで展開。五輪2大会連続のエリウド・キプチョゲ(ケニア)も20km手前で食らいつけないなか、ハイペースを刻んだ。 27.3kmでティモシー・キプラガト(ケニア)が単独トップに立ち、30kmを1時間26分08秒と世界記録を23秒上回るペースだったが、そこからペースダウン。キプルトが32km手前で追いついた。 35kmの通過は1時間41分02秒と世界記録から40秒遅れるなど、キプラガトとキプルトの牽制となったが、38.5km付近でキプルトが単独首位に浮上。そのまま逃げ切った。 キプルトは1991年生まれ。これまでの自己ベストは2023年のシカゴで出した2時間4分02秒。2018年大会を制したディクソン・チュンバ(ケニア)の弟。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top