HOME 駅伝

2024.02.04

東京国際大・エティーリが17年ぶり学生新でV ムティソ抑え59分32秒 日本人トップは篠原倖太朗/丸亀ハーフ
東京国際大・エティーリが17年ぶり学生新でV ムティソ抑え59分32秒 日本人トップは篠原倖太朗/丸亀ハーフ

24年丸亀国際ハーフマラソンで日本学生記録を樹立したエティーリ

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月4日/香川・丸亀)

第76回香川丸亀国際ハーフマラソンが2月5日、県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われ、男子はリチャード・エティーリ(東京国際大)が59分32秒の日本学生記録で優勝を飾った。

レースは最初の5㎞を14分22秒と前回より14秒遅いペースで通過。ケニア勢を中心に先頭集団を形成し、日本人は田村友佑(黒崎播磨)、篠原倖太朗(駒大)らが中間点まで食らいついた。しかし、折返し地点を過ぎてからはエティーリと前回優勝のアレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が抜け出し、15kmを42分22秒とペースを上げる。

広告の下にコンテンツが続きます

2人は20kmを過ぎてもハイペースで競り合ったものの、競技場手前でエティーリがスパートを仕掛けてトップでフィニッシュした。

エティーリは2007年にメクボ・ジョブ・モグス(山梨学大)が丸亀で樹立した日本学生記録を17年ぶりに更新。昨年の箱根駅伝予選会では途中で転倒し、チームも箱根本選出場を逃したが、その悔しさを晴らし、5000m、10000mに続く3種目めの学生記録更新となった。

また日本人では1時間1分04秒で8位の篠原倖太朗(駒大)が最上位を占めた。

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月4日/香川・丸亀) 第76回香川丸亀国際ハーフマラソンが2月5日、県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われ、男子はリチャード・エティーリ(東京国際大)が59分32秒の日本学生記録で優勝を飾った。 レースは最初の5㎞を14分22秒と前回より14秒遅いペースで通過。ケニア勢を中心に先頭集団を形成し、日本人は田村友佑(黒崎播磨)、篠原倖太朗(駒大)らが中間点まで食らいついた。しかし、折返し地点を過ぎてからはエティーリと前回優勝のアレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が抜け出し、15kmを42分22秒とペースを上げる。 2人は20kmを過ぎてもハイペースで競り合ったものの、競技場手前でエティーリがスパートを仕掛けてトップでフィニッシュした。 エティーリは2007年にメクボ・ジョブ・モグス(山梨学大)が丸亀で樹立した日本学生記録を17年ぶりに更新。昨年の箱根駅伝予選会では途中で転倒し、チームも箱根本選出場を逃したが、その悔しさを晴らし、5000m、10000mに続く3種目めの学生記録更新となった。 また日本人では1時間1分04秒で8位の篠原倖太朗(駒大)が最上位を占めた。

男子ハーフマラソン学生歴代10傑

 59.32 R.エティーリ(東京国際大1+) 2024. 2. 4  59.48 M.J.モグス(山梨学大2+)  2007. 2. 4  59.51 R.ヴィンセント(国士大2+)  2020. 2.21 1.00.11 篠原倖太朗(駒大2+)     2023. 2. 5 1.00.11 A.ベット(東京国際大1+)   2024. 2. 4 1.00.13 J.ラジニ(拓大2)      2020.10.17 1.00.16 S.キップケメイ(日大1)   2023.10.14 1.00.17 D.キプルト(日本薬大1)   2023.10.14 1.00.23 N.キプリモ(日本薬大2)   2020.10.17 1.00.31 吉田礼志(中央学大2+)    2023. 2. 5

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top