2024.01.27
1月27日、カザフスタンの首都アスタナで、世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールドの第1戦「アスタナ室内」が開催され、男子60mでは多田修平(住友電工)が6秒58で2位、東田旺洋(関彰商事)が6秒59で3位に入った。
WA室内ツアーは大会のランクをゴールド、シルバー、ブロンズ、チャレンジに分けており、ゴールドはそのうち最高ランクに位置する。世界から有力選手が集まり、好成績を残せば、今夏のパリ五輪への出場の可能生が高くなる重要な大会となっている。
多田は予選を6秒59の1着で通過すると、決勝も得意のスタートから中盤も力まず疾走。抜群の出足を見せた19年全米室内優勝の実力者D.ケンプ(米国)には0.03秒及ばなかったものの、シーズン初戦で上々の走りを見せた。
また、昨年の全日本実業団選手権100m優勝の東田も予選の6秒62からタイムを縮めてフィニッシュ。多田とともに世界大会で金メダルの実績を持つアンドレ・デグラス(カナダ)、リチャード・キルティ(英国)らを抑えた。
このほか、日本から出場した女子走高跳・髙橋渚(センコー)は1m84で5位入賞を果たし、自己記録を上回る1m87でも惜しい跳躍を見せた。女子400mの松本奈菜子(東邦銀行)が54秒79で4位、男子棒高跳の澤慎吾(きらぼし銀行)は5m35で6位タイだった。
【動画】60mで多田が2位、東田が3位と好走!
多田が5レーン、東田が6レーン [adinserter block="4"]RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
-
2025.11.13
-
2025.11.12
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]
2025.11.13
全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]
2025.11.13
やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]
2025.11.13
やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]
2025.11.13
福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら
日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025