◇第100回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第100回箱根駅伝の復路が行われ、青学大が大会新記録の10時間41分25秒で2年ぶり7回目の総合制覇を成し遂げた。
駒大有利と戦前予想ながら、フタを開けてみると、2015年以降、過去9年で6回優勝している青学大が他を圧倒。往路は、従来の大会記録を3分以上更新する5時間18分13秒で駆け抜けると、復路は歴代2位の5時間23分12秒で独走した。
アンカーの宇田川瞬矢(2年)がフィニッシュテープを切ると、出迎えた青学大の選手たち祝福を受けた。宇田川、原晋監督、主将の志貴勇斗(4年)の順で胴上げが行われた。
1区でトップ・駒大と35秒差の9位でつないだ荒巻朋熙(2年)は「個人では20秒差でつなぎたかったので、実力不足。2~10区の選手がすごく良くて優勝できてよかったです」と話した。
2区では黒田朝日(2年)は区間歴代4位の1時間6分07秒で走破。「前半集団だったが、周りに左右されず自分を貫く走りができました」。駒大・鈴木芽吹(4年)を13秒抑えて区間賞に輝いた。
13秒の2位でタスキを受けた太田蒼生(3年)は駒大・佐藤圭汰(2年)に追いつくと、激しいつばぜり合いのすえ、18km過ぎの湘南大橋で振り切った。タイムは21.4kmを59分47秒で走破。参考だがハーフ換算では、58分56秒と世界歴代43位タイ相当の超高速スピードで駆け抜けた。
「後輩たちが良い順位でつないでくれたので先頭に立つことができました」
さらに青学大の快走は続く。4区では佐藤一世(4年)が区間賞。3連続区間賞で2位の駒大に1分26秒差をつけた。「4年で優勝するのは特別」と喜んだ。
2年ぶりの出場となった5区の若林宏樹(3年)も区間賞こそ逃したが、1時間9分32秒と従来の区間記録を32秒する好走で総合優勝を手繰り寄せた。「うれしい気持ち。楽しく終わることができました」と言葉を弾ませた。
往路で2位の駒大に2分38秒をつけた青学大。復路は全員初出場だったがその強さを見せつけた。
6区区間2位の野村昭夢(2年)は「思ったより体が動いてリードを広げることができました」と笑顔。7区の山内健登(4年)も区間3位でまとめた。「入学前から箱根に走りたいと思っていたので優勝うれしい」。
8区の塩出翔太は区間歴代2位の1時間4分00秒で区間賞。「入学当初に掲げていた目標を達成できてうれしい」と話していた。
9区で区間賞に輝いた倉本玄太(4年)からトップでタスキを受けたアンカーの宇田川は「ここまで走ってきた先輩たちがすごかたです。本当に楽しく走れました」と喜んでいた。
原監督は「奮起として12月に入って優勝はおろか、シード権も難しいと思っていた。残り3週間で本気になって向き合ってくれた。学院創立150年、監督就任20年、第100回大会とタイミングの中で非常にうれしく思う。関係者に感謝したいです」と話していた。
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