HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.01.03

青学大が驚異的大会新で王座奪還!2位・駒大も好タイム、城西大が初トップ3 9位・帝京大までが11時間切る超高速バトルに/箱根駅伝
青学大が驚異的大会新で王座奪還!2位・駒大も好タイム、城西大が初トップ3 9位・帝京大までが11時間切る超高速バトルに/箱根駅伝

10時間41分25秒の大会新記録で優勝を果たした青学大

◇第100回箱根駅伝(東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km)

第100回箱根駅伝が行われ、青学大が2年ぶり7回目の総合優勝を果たした。

2~4区、8区、9区と5区間で区間1位を占め、総合タイム10時間41分25秒は2022年の第98回大会で自校が作った記録(10時間43分42秒)を2分17秒も更新する大会新。往路も5時間18分13秒の新記録で、復路は歴代2位の5時間23分12秒でそれぞれ制す、圧巻の完全優勝で大会の節目を飾った。

2位は駒大で、大会歴代パフォーマンス5位の10時間48分00秒。青学大との差は6分35秒だったが、同大としても前回に次ぐ2番目の好タイムと、総合力の高さを示した。

城西大が10時間52分26秒で3位と過去最高の6位を上回り、初のトップスリー入りを達成した。

そこから21秒差で東洋大が4位に入り、継続中では最長の連続シードを「19年」に伸ばした。

広告の下にコンテンツが続きます

5位の國學院大は6年連続、6位の法大は3年連続、7位の早大は2年連続のシード権。8位の創価大は5年連続で来年の出場権を確保した。9位は帝京大が占めて1年でのシード復帰、10位には予選会トップの大東大が食い込み、9年ぶりのシード復活を果たした。

シード次点の11位は東海大。国士大が同タイムの12位で続いた。

優勝候補に挙げられた前回2位の中大が13位、同5位の順大が17位にとどまり、次回は予選会からの再スタートとなった。

区間新記録は5区のみだったが、各区間で歴代上位、日本人トップなどハイレベルのレースが展開され、驚異的な大会新記録を樹立した青学大をはじめ9位の帝京大までが11時間切り。歴史に刻まれる第100回大会にふさわしい熱戦が繰り広げられた。

◇第100回箱根駅伝(東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km) 第100回箱根駅伝が行われ、青学大が2年ぶり7回目の総合優勝を果たした。 2~4区、8区、9区と5区間で区間1位を占め、総合タイム10時間41分25秒は2022年の第98回大会で自校が作った記録(10時間43分42秒)を2分17秒も更新する大会新。往路も5時間18分13秒の新記録で、復路は歴代2位の5時間23分12秒でそれぞれ制す、圧巻の完全優勝で大会の節目を飾った。 2位は駒大で、大会歴代パフォーマンス5位の10時間48分00秒。青学大との差は6分35秒だったが、同大としても前回に次ぐ2番目の好タイムと、総合力の高さを示した。 城西大が10時間52分26秒で3位と過去最高の6位を上回り、初のトップスリー入りを達成した。 そこから21秒差で東洋大が4位に入り、継続中では最長の連続シードを「19年」に伸ばした。 5位の國學院大は6年連続、6位の法大は3年連続、7位の早大は2年連続のシード権。8位の創価大は5年連続で来年の出場権を確保した。9位は帝京大が占めて1年でのシード復帰、10位には予選会トップの大東大が食い込み、9年ぶりのシード復活を果たした。 シード次点の11位は東海大。国士大が同タイムの12位で続いた。 優勝候補に挙げられた前回2位の中大が13位、同5位の順大が17位にとどまり、次回は予選会からの再スタートとなった。 区間新記録は5区のみだったが、各区間で歴代上位、日本人トップなどハイレベルのレースが展開され、驚異的な大会新記録を樹立した青学大をはじめ9位の帝京大までが11時間切り。歴史に刻まれる第100回大会にふさわしい熱戦が繰り広げられた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.01

東京世界陸上 チェコ代表25人が発表! ヴァドレイヒやシチャコヴァら男女やり投の有力選手がエントリー

9月1日、チェコ陸連は9月13日から開催される東京世界選手権の代表選手25人を発表した。 チームで最も実績を持つのが男子やり投のJ.ヴァドレイヒで、21年東京五輪では銀メダルを獲得、世界選手権は過去3度のメダルを手にして […]

NEWS 日本陸連が東京世界陸上を前に声明「誹謗中傷を許さず」「力強い声援を広げる」

2025.09.01

日本陸連が東京世界陸上を前に声明「誹謗中傷を許さず」「力強い声援を広げる」

日本陸連は9月1日、まもなく開幕を迎える東京世界選手権に向けて「アスリートのその存在に、これまでの全ての歩みに、力にかわる声援を。」と題した声明文を発表した。 声明文の冒頭で「自らの限界に挑み、これまで弛まぬ努力を積み重 […]

NEWS 東京2025世界陸上POPUP HANEDAが開設!羽田空港第1ターミナルに期間限定オープン

2025.09.01

東京2025世界陸上POPUP HANEDAが開設!羽田空港第1ターミナルに期間限定オープン

公益財団法人東京2025世界陸上財団は9月1日、羽田空港第1ターミナル2階に「東京2025世界陸上POPUP HANEDA」が9月2日から期間限定でオープンすることを発表した。 設置場所は羽田空港第1ターミナル2階出発ロ […]

NEWS 夏開催の九州選抜高校駅伝 小林が中盤以降独走して2時間8分30秒で制覇

2025.09.01

夏開催の九州選抜高校駅伝 小林が中盤以降独走して2時間8分30秒で制覇

第30回九重町長杯九州選抜高校駅伝が8月31日、大分県九重町の飯田高原千町無田周回コース(男子7区間42.195km)で行われ、小林(宮崎)が2時間8分30秒で2017年大会以来の優勝を遂げた。 小林は1区でトップと2秒 […]

NEWS 【男子110mJH】齋藤玲旺(倉敷一中3) 14秒07=中学歴代5位

2025.09.01

【男子110mJH】齋藤玲旺(倉敷一中3) 14秒07=中学歴代5位

8月30日、岡山県ジュニア選手権が津山市の津山陸上競技場で行われ、U20規格で行われた男子110mハードル(高さ:0.991m)において、齋藤玲旺(倉敷一中3)が14秒07(-0.6)で優勝。中学歴代では5位の好タイムと […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top