2023.12.11
◇第107回日本選手権10000m(12月10日/東京・国立競技場)
パリ五輪代表選考会を兼ねた第107回日本選手権10000mが行われ、女子は廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が30分55秒29のシーズンベストで3連覇を達成した。
オレゴン、ブダペストと2大会連続世界選手権出場の五島莉乃(資生堂)は、日本歴代8位の30分58秒83をマークしたものの、フィニッシュ後は涙があふれた。
「(チームメイトの)ジュディ(ジェプングティチ)が引っ張ってくれたので、ラストでちゃんと上げて競り勝てるようにと思っていたのですが、ラスト100mで脚が止まってしまいました。こんなに動かなかったのは初めてです」
序盤からペースメーカーの後ろにピタリとつく。最後の最後まで粘ったが、廣中のラストスパートに屈した。「今思えば、勝負を考えて(日本人の)後ろにつくなどしたほうが良かったかもしれませんが、後悔はありません」と胸を張る。
4位になったことで、ワールドランキングを考えれば順位を落としたことは悔やまれる。それでも「入社した時からパリ五輪を目標にしてきたので、その思いだけは強く持っていきたい」。まだまだチャンスは残されている。そのポテンシャルを持ってすれば、30分40秒00の参加標準記録は遠くない。
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