HOME 高校

2023.11.26

高校駅伝男子 地区大会で佐久長聖と洛南が2時間4分台 王者・倉敷も層の厚さ見せる 全国4位の埼玉栄が2時間5分台連発
高校駅伝男子 地区大会で佐久長聖と洛南が2時間4分台 王者・倉敷も層の厚さ見せる 全国4位の埼玉栄が2時間5分台連発

関東大会を優勝した埼玉栄

高校駅伝予選 男子TOP10+α

2.03.27 佐久長聖(長野) 長野県大会①
2.04.20 洛 南(京都) 近畿大会①
2.04.29 須磨学園(兵庫) 兵庫県大会①
2.04.30 鹿児島城西(鹿児島) 鹿児島県大会①
2.05.00 倉 敷(岡山) 岡山県大会①
2.05.07 出水中央(鹿児島) 鹿児島県大会②※
2.05.43 埼玉栄(埼玉) 埼玉県大会①
2.05.58 仙台育英(宮城) 宮城県大会①
2.05.59 洛 北(京都) 近畿大会③※
2.06.08 九州学院(熊本) 九州大会①
2.06.19 札幌山の手(北海道) 北海道大会①
2.06.19 小 林(宮崎) 宮崎県大会①
※は全国大会代表校外

高校駅伝の地区大会は11月26日の東海、近畿をもってすべて終了した。 今年の全国高校駅伝(12月24日/京都)男子は、都道府県大会優勝の47校で争われる。女子とは異なり、地区高校駅伝での全国切符(地区代表)はなかったが、白熱したレースが展開された。 強豪がそろう近畿大会では、洛南(京都)が総合力の高さを見せて、2時間4分20秒で制覇。兵庫県大会で2時間4分29秒を出していた須磨学園は、5000mで高校歴代2位のタイムを持つ折田壮太(3年)を4区に回しながらも、2時間5分17秒でまとめた。また、京都府大会で2位に終わり、地元の全国大会に届かなかった洛北が、2時間5分59秒で3位と意地のタスキリレーを披露した。 関東大会は、昨年の全国4位・埼玉栄(埼玉)が県大会に続く2時間5分台で優勝。2位には群馬王者の東農大二が2時間6分20秒で入った。北信越大会では昨年の全国2位・佐久長聖(長野)が他を圧倒。県大会からメンバー5人を入れ替えながらも、2時間4分16秒を出している。 中国大会では昨年の全国V・倉敷(岡山)がオール日本人選手で臨み、2時間5分15秒をマーク。選手層の厚さを見せた。ライバルひしめく九州大会は、九州学院(熊本)が強風のなか、2時間6分08秒で制している。東北大会は仙台育英(宮城)が一部主力を温存しながらも、2時間6分44秒で駆け抜けた。 都道府県大会と地区大会を合わせたタイムをランキングにすると、長野県大会で2時間3分27秒を出した佐久長聖がトップ。地区大会で新たに2時間3分台は出ず、1年前の5校と比べると4校少ない。次いで近畿Vの洛南、兵庫1位の須磨学園、気温30度の中で行われた鹿児島県大会を優勝した鹿児島城西が2時間4分台。2時間4分台3校は昨年と同じだ。 全国大会まであと1ヵ月を切った。都大路でどんなレースが繰り広げられるか。 全国高校駅伝は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点(7区間42.195km/12時30分スタート)で行われる。

高校駅伝予選 男子TOP10+α

2.03.27 佐久長聖(長野) 長野県大会① 2.04.20 洛 南(京都) 近畿大会① 2.04.29 須磨学園(兵庫) 兵庫県大会① 2.04.30 鹿児島城西(鹿児島) 鹿児島県大会① 2.05.00 倉 敷(岡山) 岡山県大会① 2.05.07 出水中央(鹿児島) 鹿児島県大会②※ 2.05.43 埼玉栄(埼玉) 埼玉県大会① 2.05.58 仙台育英(宮城) 宮城県大会① 2.05.59 洛 北(京都) 近畿大会③※ 2.06.08 九州学院(熊本) 九州大会① 2.06.19 札幌山の手(北海道) 北海道大会① 2.06.19 小 林(宮崎) 宮崎県大会① ※は全国大会代表校外

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

DAY5イブニングセッションは3万5千人超来場 残りの日程は完売間近/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京2025世界陸上財団は9月17日、東京世界陸上5日目(DAY5)の入場者数(17日21時時点の速報値)を発表した。 鵜澤飛羽(JAL)が準決勝へ進んだ男子200 […]

NEWS 女子200m・井戸アビゲイル風果が日本勢14年ぶり準決勝へ 男子は鵜澤飛羽が着順通過/世界陸上Day5

2025.09.18

女子200m・井戸アビゲイル風果が日本勢14年ぶり準決勝へ 男子は鵜澤飛羽が着順通過/世界陸上Day5

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目が行われ、女子200m予選5組に出場した井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が22秒98(±0)で5着に入り、4着以下の記録上位4番目で準決勝進出を決め […]

NEWS 200m鵜澤飛羽が3着で準決勝へ 「自己ベストを出せれば決勝に行ける」/東京世界陸上

2025.09.18

200m鵜澤飛羽が3着で準決勝へ 「自己ベストを出せれば決勝に行ける」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選に鵜澤飛羽(JAL)が出場。6組を20秒39(±0)の3着となり、着順で準決勝進出を決めた。 本気 […]

NEWS やり投・﨑山雄太は予選A組15位 「身も心も強くなって」 28年ロス五輪が最大目標/東京世界陸上

2025.09.18

やり投・﨑山雄太は予選A組15位 「身も心も強くなって」 28年ロス五輪が最大目標/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選A組に出場した﨑山雄太(愛媛競技力本部)は77m61で組15位に終わり、上位12人で争う決勝には進め […]

NEWS ナデル1500mフィニッシュ直前逆転初V ムーン棒高跳3連覇 3000m障害チェロティチ大会新/世界陸上Day5

2025.09.18

ナデル1500mフィニッシュ直前逆転初V ムーン棒高跳3連覇 3000m障害チェロティチ大会新/世界陸上Day5

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションは4種目で決勝が行われた。 最初の400mが59秒45のスローペースで始まった男子1500m。最後まで混戦となったレースを制 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top