スポーツ庁は11月2日、大学スポーツの不祥事が相次ぐな、室伏広治長官が「スポーツにおけるインテグリティの確保」に関するメッセージを発表した。
室伏長官は昨今の薬物事件や部活動内での暴力・ハラスメントなどが続くことを受け、「大学スポーツにおいて、薬物事案、ハラスメント等の不祥事が相次いで発生している状況はゆゆしき事態であり、断じて許されることではありません」と厳しく指摘。「スポーツ基本法の精神へと立ち返り、スポーツが持つ本来的な意義と目的を改めて心に刻み、総力を挙げて、インテグリティ(誠実性・健全性・高潔性)を高めていくことが必要不可欠」と思いを綴る。
スポーツ庁でも「全力を挙げてインテグリティの向上に取り組んでまいります」とし、現場に向けて「不祥事の根絶に向けた真摯な取組を強くお願いします」と求めている。
室伏長官は男子ハンマー投でアテネ五輪、テグ世界選手権の金メダリストで、アジア記録・日本記録保持者。2016年6月の日本選手権で一線を退き、2020年10月から現職。25年9月まで任期更新が決まっている。
室伏広治スポーツ庁長官のメッセージ全文
近時、大学スポーツにおいて、薬物事案、ハラスメント等の不祥事が相次いで発生している状況はゆゆしき事態であり、断じて許されることではありません。 スポーツとは、スポーツ基本法に明記されているとおり、心身の健全な発達、健康・体力の増進、精神的な充足感の獲得、自立心を養うために行うものであり、他者を尊重する精神、公正さと規律を尊ぶ態度等の人格形成に資するものです。 私は、大学スポーツ関係者はもとより、スポーツに携わる全ての者が基本法の精神へと立ち返り、スポーツが持つ本来的な意義と目的を改めて心に刻み、総力を挙げて、インテグリティ(誠実性・健全性・高潔性)を高めていくことが必要不可欠であると考えています。 スポーツ庁においても、全力を挙げてインテグリティの向上に取り組んでまいります。関係の皆様におかれましても、不祥事の根絶に向けた真摯な取組を強くお願いします。 令和5年11月2日 スポーツ庁長官 室伏 広治RECOMMENDED おすすめの記事
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