◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)
東海大は10位で11年連続51回目の箱根切符をつかんだ。
5000m13分台14人、10000m28分台12人と出場校では群を抜く選手層を誇っていたが、エースの石原翔太郎(4年)や駅伝主将の越陽汰(3年)、10000m28分台の喜早駿介(4年)らがエントリーから外れ、さらに今朝は10000m28分44秒38の五十嵐喬信(3年)の欠場も発表され、苦しい台所事情で臨むことになった。
「前半は遅くても良いから後半行けるように考えていた」と両角速駅伝監督。10km通過時点では20位以内にも入っていなかったが、15kmで15位に上がると、17.4kmでは13位と通過圏内に。そこから3つ順位をアップした。
個人では2年生の鈴木天智がチームトップの37位(1時間2分58秒)、次いで、昨年の全国高校駅伝で優勝した岡山・倉敷高出身の南坂柚汰(1年)が55位に入った。関東インカレ1部10000m2位(日本人トップ)の花岡寿哉(2年)は、数週間前に体調を崩した影響で自重したため、58位だったが、その他の選手も1時間3分台から4分台でまとめた。
「過去のデータからこのぐらいのペースなら予選会を通過できるなというタイムでやってきました。どうにか通過できてホッとしています。良かったです」(両角駅伝監督)
全日本大学駅伝では今回走らなかった石原と越もエントリー。ここから東海大の本領発揮となりそうだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025