HOME 国内、大学

2023.10.02

110mH日本記録保持者・村竹ラシッドが来春JALへ!北口榛花らと同じ所属先でさらなる飛躍誓う
110mH日本記録保持者・村竹ラシッドが来春JALへ!北口榛花らと同じ所属先でさらなる飛躍誓う

10月2日、JALは来春のアスリート社員として男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(順大)の採用を発表した。

村竹は千葉県出身。松戸国際高3年時の19年沖縄インターハイで優勝。順大に進学し、2年目の日本選手権で13秒32を突破する13秒28をマークした。しかし、決勝は不正スタートにより失格。東京五輪出場はならなかった。

昨年はさらに成長を遂げてオレゴン世界選手権に初出場。今年は3月に13秒25をマークしてブダペスト世界選手権の参加標準記録を早々にクリアしたものの、4月の織田記念で左ハムストリングスを肉離れし、日本選手権出場を見送った。

広告の下にコンテンツが続きます

復帰戦となった7月のAthlete Night Games で13秒18と快走。来年のパリ五輪参加標準記録を突破すると、ダイヤモンドリーグ厦門大会に初出場してセカンドベストの13秒19(±0)で5位と健闘を見せる。そして9月の日本インカレ決勝では、先輩でもある泉谷駿介(住友電工)が今年の日本選手権で出した日本記録に並ぶ13秒04をマークして優勝した。

村竹はJALを通じて「2024年4月より、アスリート社員としてJALの一員に迎え入れていただくことになりました。『世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループ』を目指すJALの名を背負って競技を続けること、嬉しく思う反面、大変身が引き締まる思いです。世界中の空を翔ける飛行機のように、ワールドワイドな活躍を目指し、オリンピック・世界陸上でメダルを獲得できる選手になるために精進してまいります。ご声援のほど、よろしくお願いいたします」と意気込みをコメントした。

また、4月の日本パラ陸上選手権の走幅跳でアジア記録を樹立した湯口英理菜(日体大)が入社することも発表された。

JALには女子やり投で世界選手権優勝、ダイヤモンドリーグ・ファイナル日本人初の年間チャンピオンに輝いた北口榛花や、男子走高跳日本記録保持者の戸邉直人、女子短距離の土井杏南、男子三段跳の山本凌雅、女子走幅跳の髙良彩花が在籍している。

10月2日、JALは来春のアスリート社員として男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(順大)の採用を発表した。 村竹は千葉県出身。松戸国際高3年時の19年沖縄インターハイで優勝。順大に進学し、2年目の日本選手権で13秒32を突破する13秒28をマークした。しかし、決勝は不正スタートにより失格。東京五輪出場はならなかった。 昨年はさらに成長を遂げてオレゴン世界選手権に初出場。今年は3月に13秒25をマークしてブダペスト世界選手権の参加標準記録を早々にクリアしたものの、4月の織田記念で左ハムストリングスを肉離れし、日本選手権出場を見送った。 復帰戦となった7月のAthlete Night Games で13秒18と快走。来年のパリ五輪参加標準記録を突破すると、ダイヤモンドリーグ厦門大会に初出場してセカンドベストの13秒19(±0)で5位と健闘を見せる。そして9月の日本インカレ決勝では、先輩でもある泉谷駿介(住友電工)が今年の日本選手権で出した日本記録に並ぶ13秒04をマークして優勝した。 村竹はJALを通じて「2024年4月より、アスリート社員としてJALの一員に迎え入れていただくことになりました。『世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループ』を目指すJALの名を背負って競技を続けること、嬉しく思う反面、大変身が引き締まる思いです。世界中の空を翔ける飛行機のように、ワールドワイドな活躍を目指し、オリンピック・世界陸上でメダルを獲得できる選手になるために精進してまいります。ご声援のほど、よろしくお願いいたします」と意気込みをコメントした。 また、4月の日本パラ陸上選手権の走幅跳でアジア記録を樹立した湯口英理菜(日体大)が入社することも発表された。 JALには女子やり投で世界選手権優勝、ダイヤモンドリーグ・ファイナル日本人初の年間チャンピオンに輝いた北口榛花や、男子走高跳日本記録保持者の戸邉直人、女子短距離の土井杏南、男子三段跳の山本凌雅、女子走幅跳の髙良彩花が在籍している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

NEWS 世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

2025.12.04

世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]

NEWS 男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

2025.12.04

男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]

NEWS 明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

2025.12.03

明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]

NEWS 世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top