HOME 国内

2023.10.01

100mは多田修平が10秒24で制す 前週失格から価値あるレース 来年のパリ目指し「東京のリベンジを」/新潟ACC
100mは多田修平が10秒24で制す 前週失格から価値あるレース 来年のパリ目指し「東京のリベンジを」/新潟ACC

多田修平(住友電工)

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンススタジアム)

日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの2日目が行われ、男子100mは東京五輪代表の多田修平(住友電工)が10秒24(+0.1)で制覇。前週の全日本実業団優勝の東田旺洋(関彰商事)、日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)らを抑えた。

前年を制している全日本実業団では予選で失格した多田が、自信を取り戻すレースを見せた。「フライングをしているので不安はありましたが、その中で勝てたのは価値があります」。

広告の下にコンテンツが続きます

今季は7月に10秒10(シーズンベスト)をマークしているものの、得意のスタートは今季「ハマった感覚はない」とまだ、満足していない。ただ、「後半が良くなってストライドが伸びています」と手応えも感じている。

2年前に10秒01をマーク。それだけにまだ満足感はない。この新潟でも「10秒1台で走った」感覚だったが、結果は10秒2台。「タイムは反省。国体ではリベンジしたいです」と言う。目標はパリ五輪参加標準記録の10秒00だ。

国際大会代表も21年の東京五輪から離れている。現在開催中のアジア大会もチェックしている多田。「東京五輪でミスをしているので、パリではリベンジ」と力を込めた。

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンススタジアム) 日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの2日目が行われ、男子100mは東京五輪代表の多田修平(住友電工)が10秒24(+0.1)で制覇。前週の全日本実業団優勝の東田旺洋(関彰商事)、日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)らを抑えた。 前年を制している全日本実業団では予選で失格した多田が、自信を取り戻すレースを見せた。「フライングをしているので不安はありましたが、その中で勝てたのは価値があります」。 今季は7月に10秒10(シーズンベスト)をマークしているものの、得意のスタートは今季「ハマった感覚はない」とまだ、満足していない。ただ、「後半が良くなってストライドが伸びています」と手応えも感じている。 2年前に10秒01をマーク。それだけにまだ満足感はない。この新潟でも「10秒1台で走った」感覚だったが、結果は10秒2台。「タイムは反省。国体ではリベンジしたいです」と言う。目標はパリ五輪参加標準記録の10秒00だ。 国際大会代表も21年の東京五輪から離れている。現在開催中のアジア大会もチェックしている多田。「東京五輪でミスをしているので、パリではリベンジ」と力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top