HOME 国内、五輪

2023.09.20

パリ五輪の20km競歩の派遣設定記録は男子1時間19分30秒、女子1時間28分30秒 男女混合競歩リレーは20km競歩選考会成績から代表を選定
パリ五輪の20km競歩の派遣設定記録は男子1時間19分30秒、女子1時間28分30秒 男女混合競歩リレーは20km競歩選考会成績から代表を選定

23年日本選手権20km競歩の様子

日本陸連は24年パリ五輪における競歩種目の代表選考の基準を発表し、20km競歩の派遣設定記録は男子が1時間19分30秒、女子は1時間28分30秒に定められた。来年2月に行われる第107回日本選手権20km競歩の優勝者で派遣設定記録を突破した選手は五輪代表に内定する。

内定者以外の選考条件は日本選手権3位以内で派遣設定記録を突破した選手が優先的に選ばれ、対象選手がいない場合は来年3月の全日本競歩能美大会の3位以内で派遣記録突破者が選ばれる。派遣記録の突破者が不在だった際は、参加標準記録(男子:1時間20分10秒/女子1時間29分20秒)も選考の対象となる。

また、パリ五輪から新たな種目として行われる男女混合競歩リレーの選考についても発表され、20km競歩の成績から選考を行うことも明らかとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子20km競歩は東京五輪で池田向希(東洋大/現・旭化成)が銀メダル、山西利和(愛知製鋼)が銅メダルを獲得。昨年のオレゴン世界選手権でも山西が金、池田が銀と活躍したが、今年のブダペスト世界選手権では古賀友太(大塚製薬)の12位が最高と苦しい結果となっただけに、パリ五輪での巻き返しが期待される。

日本陸連は24年パリ五輪における競歩種目の代表選考の基準を発表し、20km競歩の派遣設定記録は男子が1時間19分30秒、女子は1時間28分30秒に定められた。来年2月に行われる第107回日本選手権20km競歩の優勝者で派遣設定記録を突破した選手は五輪代表に内定する。 内定者以外の選考条件は日本選手権3位以内で派遣設定記録を突破した選手が優先的に選ばれ、対象選手がいない場合は来年3月の全日本競歩能美大会の3位以内で派遣記録突破者が選ばれる。派遣記録の突破者が不在だった際は、参加標準記録(男子:1時間20分10秒/女子1時間29分20秒)も選考の対象となる。 また、パリ五輪から新たな種目として行われる男女混合競歩リレーの選考についても発表され、20km競歩の成績から選考を行うことも明らかとなった。 男子20km競歩は東京五輪で池田向希(東洋大/現・旭化成)が銀メダル、山西利和(愛知製鋼)が銅メダルを獲得。昨年のオレゴン世界選手権でも山西が金、池田が銀と活躍したが、今年のブダペスト世界選手権では古賀友太(大塚製薬)の12位が最高と苦しい結果となっただけに、パリ五輪での巻き返しが期待される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.21

学法石川が日本一!史上初の2時間1分切り「期待通り」貫いたトラックとスピード強化で悲願達成/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝の男子が行われ、学法石川(福島)が悲願の初優勝を飾った。県勢においても田村(1995年/46回)の2位を上 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/エース格へと成長を遂げた大東大・大濱逞真 「自分がどれだけ走れるのか挑戦したい」

2025.12.21

箱根駅伝Stories/エース格へと成長を遂げた大東大・大濱逞真 「自分がどれだけ走れるのか挑戦したい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 上々の箱根デビュー戦 前回の箱根駅伝の1区は中大・吉居駿恭(現4年) […]

NEWS 箱根駅伝Stories/強さを求める順大・吉岡大翔 どんな区間配置でも「チームのために走るだけ」

2025.12.21

箱根駅伝Stories/強さを求める順大・吉岡大翔 どんな区間配置でも「チームのために走るだけ」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 安定した走りで牽引 これまでの2年間は、自身が思い描いていた姿とは違 […]

NEWS 立命館宇治はうれしい3位 粘りの継走「全力で駆け抜けてくれた」/全国高校駅伝・女子

2025.12.21

立命館宇治はうれしい3位 粘りの継走「全力で駆け抜けてくれた」/全国高校駅伝・女子

◇全国高校駅伝・女子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:5区間21.0975km) 全国高校駅伝の女子が行われ、長野東が高校歴代2位となる1時間6分30秒で2年連続3度目となる優勝を果たした。立命館宇 […]

NEWS 薫英女学院は悔しい2位 「チャンスはあったと思う」 6年連続で入賞は継続/全国高校駅伝・女子

2025.12.21

薫英女学院は悔しい2位 「チャンスはあったと思う」 6年連続で入賞は継続/全国高校駅伝・女子

◇全国高校駅伝・女子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:5区間21.0975km) 全国高校駅伝の女子が行われ、長野東が高校歴代2位となる1時間6分30秒で2年連続3度目となる優勝を果たした。薫英女学 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top