2023.09.08
7日、世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ)のケニア代表選手が発表され、女子1500m、5000mの世界記録保持者で、両種目のブダペスト世界選手権金メダリストのF.キピエゴン(ケニア)が1マイルに出場することが分かった。
キピエゴンはロードレースの公認レースに出場するのが初。ロード1マイルでは今年9月1日から世界陸連(WA)が世界記録を公認することが決まっており、現時点では今年4月にN.ヒルツ(米国)がマークした4分27秒97が暫定的な世界記録となっている。キピエゴンは今季、トラックの1マイルで4分07秒64の世界記録を樹立しており、出場すれば記録更新は確実とみられている。
また女子1マイルには3000m障害の世界記録保持者B.チェプコエチも代表に選ばれた。
そのほか、女子5kmにはオレゴン世界選手権5000m銀メダルで世界クロカン優勝のB.チェベト、ハーフマラソンに東京五輪金メダルのP.ジェプチルチルらが出場を予定。男子ハーフマラソンにはブダペスト世界選手権10000m銀メダルのD.S.エベニョらが選ばれたほか、昨年のオレゴン世界選手権10000m2位でヤクルトに所属するS.ワイザカが5kmの代表に選出された。
世界ロードランニング選手権は、20年まで世界ハーフマラソン選手権として行われてきた大会に、1マイルと5kmの2種目を加えて新しい大会としてスタート。日本からは田中希実(New Balance)が1マイル、5kmの2種目にエントリーし、男子ハーフマラソンは太田智樹(トヨタ自動車)と近藤亮太(三菱重工)が出場する。
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