積水化学は1日、ドーハ世界選手権女子5000m代表で、2000mの日本記録を持つ木村友香が同日付で加入したことを発表した。
木村は静岡県出身の28歳。中学2年の2009年ジュニア五輪1500mで優勝するなど、早くから全国トップクラスの活躍を見せ、翌年の全中では800m3位、1500m2位の成績を残した。全国都道府県対抗女子駅伝でも区間賞を獲得している。
福岡・筑紫女学園高では2年のインターハイ3000mで日本人トップとなる3位入賞。11年世界ユース3000m7位のほか、1500mでは当時高校歴代3位となる4分16秒30もマークした。
高校卒業後はユニバーサルエンターテインメントに入社。16年の日本選手権1500mでは悲願の初優勝を飾った。その後、19年4月からは資生堂に加入、同年の日本選手権5000mでは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)を抑えて1位となり、ドーハ世界選手権に出場を果たしている。1500m4分09秒79(22年)、5000m15分02秒48(21年)の自己ベストはともに日本歴代6位。
今後はマラソンの新谷仁美(積水化学)も所属する「TWOLAPS」を練習拠点として活動する予定。木村はSNSを通じて「私のこの大きな決断と覚悟を受け入れてくださった積水化学、TWOLAPSの仲間と切磋琢磨しながら共に沢山の方を魅了し感動を与えることの出来る走りやチャレンジする姿をお見せ出来たらと思います」とコメントした。
SNSで移籍を報告した木村友香
この度、積水化学ならびにTWOLAPSに加入させて頂くことになりました。
— 木村 友香 (@ve_xxtomokaxx) August 1, 2023
私のこの大きな決断と覚悟を受け入れてくださった積水化学、TWOLAPSの仲間と切磋琢磨しながら共に沢山の方を魅了し感動を与えることの出来る走りやチャレンジする姿をお見せ出来たらと思います。これからよろしくお願い致します🙇♀️ https://t.co/me8odCrDAA
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