日本グランプリシリーズG2の富士北麓ワールドトライアル(8月6日/山梨)の最新エントリーリストが公開された。
男子100mには先のアジア選手権で10秒02をマークして優勝した栁田大輝(東洋大)が登録。他に東京五輪代表の多田修平(住友電工)、10秒09がベストの金局穎(韓国)らもエントリーしている。
同400mにはオレゴン世界選手権代表の川端魁人(中京大クラブ)、岩崎立来(三重県スポーツ協会)、東京五輪代表の伊東利来也(住友電工)らが名を連ねている。
110mハードルはケガから復帰を目指す村竹ラシッド(順大)がエントリー。村竹は7月末のAthlete Night Games(福井)にも登録しており、いずれかの出場か。海外でベストをマークした小池綾(法大)、関東インカレVの池田海(早大)ら有力学生勢がそろう。
400mハードルは東京五輪・オレゴン世界選手権代表の黒川和樹(法大)、オレゴン代表の岸本鷹幸(富士通)、日本選手権優勝の小川大輝(東洋大)、田中天智龍(早大)らがエントリーしている。
男子走幅跳の津波響樹(大塚製薬)、男子走高跳の瀬古優斗(滋賀陸協)、男子三段跳の伊藤陸(スズキ)、U20日本記録保持者の宮尾真仁(東洋大)ら有力選手も登録した。
女子では100mに壹岐あいこ(大阪ガス)、藏重みう(甲南大)、200mに君嶋愛梨沙(土木管理総合)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)、400mに久保山晴菜(今村病院)、走高跳に髙橋渚(メイスンワーク)といった日本代表経験者がズラリ。100mハードルは12秒台の仲間入りを果たした清山ちさと(いちご)が登録している。
会場となる富士山の銘水スタジアム(富士北麓公園陸上競技場)は準高地のため、例年好記録が誕生。ブダペスト世界選手権の出場資格記録の有効期間は7月30日までのため、今大会は対象がいとなるが、パリ五輪の参加標準記録は有効期間内となる。
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