7月12日から16日まで開催されたアジア選手権の日本代表が17日、開催地のタイ・バンコクから帰国した。
男子5000mを大会記録に0.47秒と迫る13分34秒94で金メダルを獲得した遠藤日向(住友電工)は、「今年はこの大会を一番の目標に置いていたので、勝てたことは良かった」と感想を口にした。
ケガの影響でシーズンインが遅れ、本格的な練習再開は5月に入ってから。調整不足だった6月上旬の日本選手権では塩尻和也(富士通)に敗れて2位に終わっていた。
ただし、そこからの1ヶ月は「本当に良い練習ができた」と話し、「だからこそ、今回のレース内容には満足していません」と言う。レースは塩尻が4200mまで引っ張り、残り2周で飛び出した遠藤が逃げ切ったかたちだが、「ペースはそこまで速いわけではなかったのに、あまり余裕がなかった。本当なら途中で前に出てペースの上げ下げをしたかったのですが、それができなかった」と反省点を挙げた。
当初はケガの影響で「世界陸上は諦めていた」と言うが、今回の結果で出場の可能性が残った。
「出場できればファイナリストになれるように頑張りたい。あくまで最大の目標はパリ五輪なので、そこにつながるようなレースにしたいです」
昨年のオレゴン世界選手権は予選敗退。かつて全中、インターハイを制した逸材が、25歳で迎える2度目の世界の舞台で、進化した姿を見せるつもりだ。
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