◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目
アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、男子100mの坂井隆一郎(大阪ガス)は10秒26(±0)で6位だった。
前日の予選はスタートからスムーズに加速へつなげる坂井の持ち味を存分に発揮し、10秒18(±0)で1着通過。だが、一夜明けて準決勝は10秒23(-0.6)の1着だったものの、予選ほどのスムーズさがない。決勝も序盤から、10秒02で優勝した栁田大輝(東洋大)に圧倒される展開で、僅差のメダル争いにも競り負けた。「優勝を狙っていたので、悔しいの一言です」と坂井は肩を落とす。
6月の日本選手権直前に左足アキレス腱に痛みが出たが、それでも地元・大阪で感涙の初優勝を果たした。ただ、その影響は大きく、トレーニングを再開できたのは今大会の2週間前あたりから。「なかなか思うような練習ができなかった。中間からの走りを上げきれなかったのかなと思う」と明かす。
アキレス腱の状態は快方に向かっており、「ここまで走れたのは自分の中では大きかった」と収穫もある。「簡単に勝てるような大会じゃなかった」とアジアの壁を感じつつ、その視線は世界へと向く。
昨年のオレゴン世界陸上では、初の世界大会ながら準決勝進出を果たした。ワールドランキングで2大会連続の代表入りは濃厚。「まだまだ2段階、3段階上げないと思っている。1ヵ月でどこまで上げられるかわかりませんが、しっかりと調整して挑みたい」と力強く語った。
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