HOME 国内、大学、日本代表
栁田大輝が100mでアジアの頂点!日本歴代7位タイの10秒02で9秒台に肉薄/アジア選手権
栁田大輝が100mでアジアの頂点!日本歴代7位タイの10秒02で9秒台に肉薄/アジア選手権

アジア選手権男子100mを10秒02で制した栁田大輝

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目

アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、男子100mで栁田大輝(東洋大)が日本歴代7位タイ、学生歴代2位の10秒02(±0)をマークして金メダルに輝いた。

スタートから力強く飛び出すと、加速局面で早くも前へ。そのままアジアのライバルたちを圧倒するスプリントを見せた。7月1日の実業団・学生対抗と、この大会の予選で出した自己ベスト10秒10を大舞台で一気に0.08秒も短縮し、19歳にしてアジア最速王者に君臨した。

広告の下にコンテンツが続きます

日本勢の男子100m優勝は前回(2019年)のドーハ大会、東洋大の先輩である桐生祥秀(日本生命)に続いて2大会連続2回目。ブダペスト世界陸上の参加標準記録(10秒00)、日本人5人目の9秒台にはわずかに届かなかったが、ワールドランキングでの個人初の世界大会出場はほぼ間違いない。

日本スプリント界のホープが、いよいよ世界の舞台に挑む。

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目 アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、男子100mで栁田大輝(東洋大)が日本歴代7位タイ、学生歴代2位の10秒02(±0)をマークして金メダルに輝いた。 スタートから力強く飛び出すと、加速局面で早くも前へ。そのままアジアのライバルたちを圧倒するスプリントを見せた。7月1日の実業団・学生対抗と、この大会の予選で出した自己ベスト10秒10を大舞台で一気に0.08秒も短縮し、19歳にしてアジア最速王者に君臨した。 日本勢の男子100m優勝は前回(2019年)のドーハ大会、東洋大の先輩である桐生祥秀(日本生命)に続いて2大会連続2回目。ブダペスト世界陸上の参加標準記録(10秒00)、日本人5人目の9秒台にはわずかに届かなかったが、ワールドランキングでの個人初の世界大会出場はほぼ間違いない。 日本スプリント界のホープが、いよいよ世界の舞台に挑む。

男子100m日本歴代10傑

9.95  2.0 山縣 亮太(セイコー)   2021. 6. 6 9.97  0.8 サニブラウン・A・ハキーム(フロリダ大) 2019. 6. 7 9.98  1.8 桐生 祥秀(東洋大4)   2017. 9. 9 9.98  0.5 小池 祐貴(住友電工)   2019. 7.20 10.00 1.9 伊東 浩司(富士通)    1998.12.13 10.01 2.0 多田 修平(住友電工)   2021. 6. 6 10.02 2.0 朝原 宣治(大阪ガス)   2001. 7.13 10.02 1.1 坂井隆一郎(大阪ガス)   2022. 6.26 10.02 0.0 栁田 大輝(東洋大)    2023. 7.14        10.03 1.8 末續 慎吾(ミズノ)    2003. 5. 5 10.03 1.0 ケンブリッジ飛鳥(Nike)  2020. 8.29

男子100m学生歴代10傑

9.98 1.8 桐生 祥秀(東洋大4) 2017. 9. 9 10.02 0.0 栁田 大輝(東洋大2) 2023. 7.14 10.05 1.9 末續 慎吾(東海大4) 2002. 5. 6 10.07 1.9 江里口匡史(早大3)  2009. 6.28 10.07 1.3 山縣 亮太(慶大2)  2012. 8. 4 10.07 1.8 多田 修平(関学大3) 2017. 9. 9 10.10 2.0 和田  遼(東洋大4) 2022. 7.16 10.11 0.3 川畑 伸吾(法大4)  2000. 9. 2 10.11 2.0 原田  暁(福岡大4) 2022. 7.31 10.12 1.0 坂井隆一郎(関大4)  2019. 6. 8 10.12 1.4 本郷 汰樹(名大M2) 2022.11. 3

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top