2023.07.09
女子1500m日本記録(3分59秒19)を持つ田中希実(New Balance)が7月8日、フィンランド・オウルで行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズの「Motonet GP」の女子5000mに出場した。
1000mを3分04秒、2000mを6分06秒ほどで通過。3000mは9分09秒だった。ラスト1000mは2分50秒を切るハイラップを見せ、14分53秒60と5秒も自己記録を更新する、日本歴代3位をマークしてトップだった。
この結果、ブダペスト世界選手権の参加標準記録14分57秒00を突破。代表選考条件を満たしたため事実上、3大会連続の世界選手権出場を決めた。
田中は5000mでドーハ世界選手権、東京五輪、オレゴン世界選手権に出場。これまでのベストは昨年9月に出した14分58秒60だった。
2日前には同シリーズのヨエンスー大会1500mに出場。4分07秒05のシーズンベストで組トップだった。田中は7月12日からのアジア選手権(タイ・バンコク)の1500mでも代表入りしている。
女子5000m日本歴代10傑と田中希実の自己記録
●女子5000m日本歴代 14.52.84 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 2021. 8. 2 14.53.22 福士加代子(ワコール) 2005. 7. 8 14.53.60 田中 希実(New Balance) 2023. 7. 7 14.55.83 新谷 仁美(積水化学) 2020. 9.20 14.59.36 萩谷 楓(エディオン) 2021. 9.26 15.02.48 木村 友香(資生堂) 2021.12.10 15.03.67 弘山 晴美(資生堂) 1998. 8. 5 15.05.37 小林祐梨子(豊田自動織機) 2008.10.18 15.06.07 赤羽有紀子(ホクレン) 2008. 7.13 15.06.66 一山 麻緒(ワコール) 2020. 7.18 ●田中希実の自己ベスト 800m 2.02.36=日本歴代5位 1000m 2.37.33=日本記録 1500m 3.59.19=日本記録 3000m 8分40秒84=日本記録 5000m 14.53.60=日本歴代3位 10000m 31分59秒89RECOMMENDED おすすめの記事
                Ranking 
                人気記事ランキング
            
        2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.11.02
 
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.10.18
 
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
- 
                            
2022.05.18
 - 
                            
2023.04.01
 - 
                            
2022.12.20
 - 
                            
2023.06.17
 - 
                            
2022.12.27
 - 
                            
2021.12.28
 
Latest articles 最新の記事
2025.11.04
美濃加茂が初の男女V 男子は2区で首位奪い悲願の都大路 女子は1区から独走で6連覇/岐阜県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた岐阜県高校駅伝が11月2日、山県市の四国山香りの森公園付近特設コースにて行われ、男女ともに美濃加茂が優勝を飾った。男子(7区間42km)は2時間3分38秒で初制覇。女子(5区間21.0975k […]
2025.11.04
2026年ダイヤモンドリーグ 各大会の実施種目が決定!女子やり投はパリ、モナコ、ローザンヌなど6試合
11月4日、世界陸連は26年に開催されるダイヤモンドリーグ(DL)の各大会で実施する種目を発表した。 DLは世界最高峰の陸上シリーズとして年間15試合を開催。男女32種目が行われ、第1戦から第14戦まで各種目が4~8回実 […]
2025.11.04
アシックスが駅伝にリスペクトを込め、選手たちを鼓舞するランニングシューズコレクション「EKIDEN Pack」を発売
アシックスジャパンは、日本で100年以上の歴史をもつ駅伝にリスペクトを込め、選手たちを鼓舞するランニングシューズコレクション「EKIDEN Pack(エキデンパック)」9品番を、11月6日からアシックスオンライン、アシッ […]
2025.11.04
ロジスティード初制覇!前回優勝GMOが2位、初陣M&Aが初ニューイヤー、コニカミノルタら全日本復活3チーム/東日本実業団駅伝
◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km) 第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、東日本枠「12」と第70回記念枠「1」(13位以下で最上位 […]
2025.11.04
“走る伝説”キプチョゲが第一線退く マラソン2時間切り、五輪2連覇 マラソン界の常識を変えた鉄人
11月2日、米国でニューヨークシティマラソンに出場したエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、フィニッシュ後、今後はエリートレースには参加せず、新たなプロジェクト「エリウド・キプチョゲ・ワールドツアー」を始めることを発表した。 […]
                Latest Issue 
                最新号
            
        
            2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望