7月12日からタイ・バンコクで行われるアジア選手権に向けて出国を前に日本代表選手が取材に応えた。
男子10000mオレゴン世界選手権代表の田澤廉(トヨタ自動車)は現在の調子について「良くもなく、悪くもなく」と言う。
今年は3月に米国で27分28秒04をマーク。実業団になってからは、5月にゴールデンゲームズinのべおか(27分51秒21)、英国Night of the10000m(27分40秒40)と連戦。ブダペスト世界選手権に向けての挑戦をしてきたが、短いスパンでのレースが「初めての経験」で、「蓄積疲労がきた」。
6月下旬の菅平合宿で「身体が少し重かった」が、「今は調整に入って良くなってきています」と表情は明るい。
ブダペスト世界選手権の参加標準記録(27分10秒00)については、かねてから「苦手」と言う高温多湿の条件となるなか「記録は難しい」。それでも、ワールドランキングで出場資格を得るために1秒でも速くフィニッシュし、そして金メダルを獲得しなければならない。
「自分の目標は27分台で優勝。誰も出る人がいなければ自分で行くしかない。1人で27分台というのは出せる力はあると思います」
社会人になって恩師・大八木弘明コーチとの関係や環境面は「ほとんど変わりません」。ただ、「会社の方々などに応援していただいているのを感じます」。
ブダペスト世界選手権に向けて、田澤がバンコクで最後の挑戦をする。
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