2023.07.04
2025年に開催される東京世界選手権の大会運営組織「一般財団法人東京2025世界陸上財団」が7月4日、第1回理事会を都内で開いた。
6月30日に準備に伴う理事会を開き、理事の互選により会長、副会長、事務総長など理事から主要な役職が決定。今回、改めて役員名簿が作成された。会長には日本陸連の会長も務める尾縣貢氏が就任。副会長を潮田勉理事(東京都副知事)、事務総長を武市敬理事(東京都参与、一般財団法人東京都人材支援事業団理事長)が務める。また、広瀬史乃理事(弁護士)がコンプライアンス担当理事、八木由里理事(弁護士)がガバナンス担当理事に就いた。
この日の理事会では「世界陸上財団のガバナンス確保について」と題し、細かく規定を定めてガバナンスの徹底を改めて再確認。他にも2023年度の事業計画書、収支予算書なども公開された。
また、東京都との「基本協定の締結」についても決定。主な役割分担として、財団は大会の準備・運営に関すること、コンプライアンス、情報公開、ガバナンス確保等、適切な組織体制の構築に関することとし、東京都は大会の準備・運営にかかる財団に対する必要なサポートに関すること、財団のコンプライアンス、情報公開、ガバナンス確保等に関する必要な助言及びサポート、などと明記されている。
尾縣会長が就任に際し、何度も「公正」「ガバナンス」と発していた通り、財団設立時に締結が必要な契約案件について入札の結果なども公開されるなど、国民から理解・協力を得られる体制を作っていく。
東京世界選手権は9月13日(土)~21日(日)の9日間、国立競技場を舞台に行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]
2025.11.24
円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93
聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]
2025.11.24
3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025