2023.06.16
6月15日、ノルウェー・オスロでダイヤモンドリーグ(DL)第5戦のビスレット・ゲームズが開催され、男子1500mでは東京五輪金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が世界歴代6位の3分27秒95で優勝した。自身が持っていた欧州記録も更新している。
インゲブリグトセンは現在22歳で、昨年のオレゴン世界選手権5000mで金メダルを獲得、1500mでは銀メダルを手にしている。先週のDLパリでは2マイルで7分54秒10の世界最高記録をマークするなど、快走が続く。また、Y.ヌグセ(米国)が3分29秒02、7位のO.ホーラ(豪州)が3分29秒41といずれもエリアレコードを塗り替えた。
男子400mハードルでは東京五輪、17年ロンドン・19年ドーハ世界選手権金メダルのK.ワルホルム(ノルウェー)が46秒52の今季世界最高で勝利。自身の持つ世界記録の45秒94(21年)に次ぐセカンドベスト、パフォーマンス歴代4位の快記録となった。
また、女子1マイルでは昨年のU20世界選手権1500m金の17歳・B.ハイロン(エチオピア)が4分17秒13で、U20世界記録を樹立して勝った。
女子100mは17年ロンドン世界選手権銀メダルのM.J.タルー(コートジボワール)が10秒75(+0.9)の今季世界最高で大会新V。男子ハンマー投では東京五輪金メダルのW.ノヴィツキ(ポーランド)が今季世界最高の81m92で制している。
このほか、3種目で今季世界最高が誕生。男子5000mでは、19年ドーハ世界選手権10000m銀のY.ケジャルチャ(エチオピア)が12分41秒73、女子3000mではオレゴン世界選手権5000m銀のB.チェベト(ケニア)が8分25秒01、女子400mハードルはオレゴン世界選手権銀のF.ボル(オランダ)が52秒30でそれぞれ優勝を果たした。
男子400mではW.ファン・ニーケアク(南アフリカ)が44秒38、男子棒高跳はA.デュプランティス(スウェーデン)が6m01で、女子三段跳はY.ロハス(ベネズエラ)が14m91(+2.1)でいずれも世界記録保持者が貫禄勝ち。男子200mはオレゴン世界選手権銅のE.ナイトン(米国)が19秒77の大会新で制した。
【動画】インゲブリグトセンが地元で激走!男子1500mダイジェストをチェック
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]
2025.12.05
ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!
ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025