HOME 駅伝

2023.06.11

大経大が2年連続トップ通過!関大が7年ぶりの伊勢路 立命大、関学大も出場権/全日本大学駅伝関西地区選考会
大経大が2年連続トップ通過!関大が7年ぶりの伊勢路 立命大、関学大も出場権/全日本大学駅伝関西地区選考会

3年連続の全日本出場を決めた大経大。写真は前回の本大会でアンカーを務めた島野和志

秩父宮賜杯第55回全日本大学駅伝関西学連出場大学選考競技会が6月11日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、大経大が4時間4分22秒65の1位で本大会出場を決めた。また、2位の立命大、3位の関大、4位の関学大が本大会の出場権を手にした。

大経大は1組目から各選手が上位でフィニッシュ。組1着の選手はいなかったが、3組目で島野和志(4年)が30分15秒90と好走すると、最終4組では新博貴(2年)が30分02秒99、坂本智基(4年)が30分06秒65と30分10秒を切って入線した。ライバル校が高温多湿のコンディションに苦戦し、大きくタイムを落とす選手が相次ぐなか、全員が手堅くまとめ、3年連続25回目の全日本出場を決めた。

2位の立命大は2組目で茶木涼介(2年)が30分39秒89の1着で入り、続く3組でも中田千太郎(3年)が30分15秒50で2着と出場圏内をキープした。最終組では大森駿斗(3年)がスタートから飛び出し、独走のなかで、今大会トップタイムとなる29分22秒60をマーク。総合4時間5分00秒21で23年連続35回目の全日本出場となった。

広告の下にコンテンツが続きます

関大は3組に関西インカレ長距離2冠の亀田仁一郎(4年)を投入。亀田は途中、脱水症状を引き起こしながらも、29分48秒50と意地を見せてチームに貢献し、7年ぶり13回目の伊勢路キップとなった。

4位・関学大も最終組でエース・守屋和希(4年)が組2着と奮起。京産大を突き放して5年連続13回目の全国出場権を確保した。

また、上位3校が第35回出雲全日本大学選抜駅伝の出場校にも選出された。

全日本大学駅伝は11月5日、愛知県名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間106.8kmのコースで行われる。

秩父宮賜杯第55回全日本大学駅伝関西学連出場大学選考競技会が6月11日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、大経大が4時間4分22秒65の1位で本大会出場を決めた。また、2位の立命大、3位の関大、4位の関学大が本大会の出場権を手にした。 大経大は1組目から各選手が上位でフィニッシュ。組1着の選手はいなかったが、3組目で島野和志(4年)が30分15秒90と好走すると、最終4組では新博貴(2年)が30分02秒99、坂本智基(4年)が30分06秒65と30分10秒を切って入線した。ライバル校が高温多湿のコンディションに苦戦し、大きくタイムを落とす選手が相次ぐなか、全員が手堅くまとめ、3年連続25回目の全日本出場を決めた。 2位の立命大は2組目で茶木涼介(2年)が30分39秒89の1着で入り、続く3組でも中田千太郎(3年)が30分15秒50で2着と出場圏内をキープした。最終組では大森駿斗(3年)がスタートから飛び出し、独走のなかで、今大会トップタイムとなる29分22秒60をマーク。総合4時間5分00秒21で23年連続35回目の全日本出場となった。 関大は3組に関西インカレ長距離2冠の亀田仁一郎(4年)を投入。亀田は途中、脱水症状を引き起こしながらも、29分48秒50と意地を見せてチームに貢献し、7年ぶり13回目の伊勢路キップとなった。 4位・関学大も最終組でエース・守屋和希(4年)が組2着と奮起。京産大を突き放して5年連続13回目の全国出場権を確保した。 また、上位3校が第35回出雲全日本大学選抜駅伝の出場校にも選出された。 全日本大学駅伝は11月5日、愛知県名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間106.8kmのコースで行われる。

第55回全日本大学駅伝 関西学連選考会成績

大経大   4時間4分22秒65 立命大   4時間5分00秒21 関大    4時間5分41秒63 関学大   4時間6分29秒52 ―以上、本大会出場― 京産大   4時間7分45秒79 びわこ学大 4時間11分25秒91 同志社大  4時間15分22秒51 京大    4時間19分38秒32 龍谷大   4時間21分27秒28 阪大    4時間25分10秒14 神戸大   4時間26分42秒45 佛教大   失格

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top