2023.05.03
◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)
日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、女子走幅跳は秦澄美鈴(シバタ工業)が6m75(+2.0)の大会タイ記録で優勝した。
圧倒的な安定感で会場を沸かせる。2回目に6m68(-0.1)を跳んで、昨年の9月に跳んだ自己記録を1cm更新。その後は「追い風が安定していた」と絶好のコンディションに乗り、3回目で大ジャンプを見せる。
「まだ何が起きたかわかりません」と言うが、「前には抜けた感じがありましたが、(持ち味の)少し高く上がる踏み切りができなかった」と秦。どちらかというと「失敗気味」だったというから、その成長具合がわかる。
4回目も6m58(+1.2)。5、6回目はファウルだったが、圧巻のパフォーマンスを披露した。
ここ数年取り組んできたウエイトトレーニングを昨年からより質を高めてきた。「パワーがついてきたと思います」。金メダルを取ったアジア室内選手権のように、風に左右されずに跳べる力強さが身についてきた。
兵庫リレーカーニバルは6m35にとどまったが、感覚は悪くなく「キレが出てきた」と状態を上げて望んだ。静岡国際はハイジャンパーだった2018年以来。「いい記録が出ると聞いていたのでどんなものか出てみたかったんです」と、良い思い出を刻んだ。
「6m70をポンポンと(安定して)跳べれば、6m80、90が見えてきます」
昨年、世界選手権にも出場したロングジャンプの第一人者は、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(6m85)と日本記録(6m86)に王手をかけた。
女子走幅跳日本歴代10傑をチェック!
6.86 1.6 池田久美子(スズキ) 2006. 5. 6 6.84 1.2 甲斐 好美(VOLVER) 2015.10.24 6.82 1.6 花岡 麻帆(Office24) 2001. 6.10 6.75 2.0 秦 澄美鈴(シバタ工業) 2023. 5. 3 6.65 1.4 桝見咲智子(九電工) 2009. 6.28 6.61 1.9 高松 仁美(ジョージメイソン大) 1995. 4.15 6.59 -0.3 岡山沙英子(広島JOC) 2013. 6. 7 6.58 1.0 磯貝美奈子(群馬大) 1987. 5.10 6.50 0.7 髙良 彩花(筑波大4) 2022. 9. 9 6.48 0.1 河津 里美(藤蔭高教) 1988. 9. 1RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.04.27
十種競技・エハンマーが8361点で快勝 得意の走幅跳は8m18/WA混成ツアー
2026.04.27
男子円盤投・湯上剛輝が65m38! 米国で自身の日本記録を90cm更新
2026.04.27
走高跳・原口颯太が3連覇! ケガで状態合わず「来年に向けて積み重ねていく」/日本学生個人
2026.04.24
吉岡大翔が10000m2位 苦しんだ3年間「自分なりの陸上が確立できている」/日本IC
-
2026.04.22
-
2026.04.25
-
2026.04.25
-
2026.04.21
2026.03.31
日本郵政グループに名城大のエース・米澤奈々香と1万m高校歴代2位の吉田彩心が入社
-
2026.03.31
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.04.27
十種競技・エハンマーが8361点で快勝 得意の走幅跳は8m18/WA混成ツアー
世界陸連(WA)混成競技ツアーのマルチスターズがイタリア・ブレシアで4月25日、26日に開催され、男子十種競技ではS.エハンマー(スイス)が8361点で優勝した。 エハンマーは現在26歳。今年3月の世界室内選手権の七種競 […]
2026.04.27
男子円盤投・湯上剛輝が65m38! 米国で自身の日本記録を90cm更新
オクラホマ・スローシリーズが4月25日、26日の両日、米国オクラホマ州ラモナで行われ、26日の男子円盤投で湯上剛輝(トヨタ自動車)が65m38の日本記録を樹立した。従来の日本記録は、ちょうど1年前の25年4月26日に湯上 […]
2026.04.27
走高跳・原口颯太が3連覇! ケガで状態合わず「来年に向けて積み重ねていく」/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月24日~26日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 日本学生個人選手権が行われ、男子走高跳は原口颯太(順大)が2m19で3連覇を果たした。 広告の下にコンテンツが続きます 満足のいく状態で […]
2026.04.27
マラソン2時間切りのサウェ「忘れられない日になる」 コーチは「1時間59分切りも可能」と自信/ロンドンマラソン
ついに、その時が訪れた。 4月26日に英国で開催されたロンドンマラソンで、セバスチャン・サウェ(ケニア)が1時間59分30秒でフィニッシュし、公認レースでは人類初となる“マラソン2時間切り”の偉業を達成した。 広告の下に […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか