2023.04.03
積水化学は3日、女子陸上競技部に荒井優奈、山本有真、山賀瑞穂、松本明莉の4人が入社したことSNSで発表した。
山本は愛知・光ヶ丘女高から名城大に進学。21年日本選手権では1500mで6位入賞を果たすスピードを持ち、5000mに距離を延ばした昨年は10月の栃木国体でオレゴン世界選手権代表の廣中璃梨佳(長崎・日本郵政グループ)とのマッチレースを制し、日本人学生最高の15分16秒71で優勝を飾った。
駅伝では小林成美(現・三井住友海上)とともに、1年時から全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝に4年間フル出場。全レースで優勝を飾り、学生駅伝で無敗の偉業も達成している。
SNSの動画メッセージでは「今年の目標は自己ベストを更新することと、初の10000mにも挑戦してみたいです」と抱負を語った。
名城大で山本とチームメイトだった荒井は兵庫県出身。1年時で学生個人選手権5000mで全国タイトルを獲得し、全日本大学女子駅伝では優勝のフィニッシュテープも切った。21年には日本学生ハーフで3位となりワールドユニバーシティゲームスの代表に内定した(その後大会は中止)。
大東大卒の山賀も20年日本インカレ5000mで7位、昨年の学生個人選手権10000mで5位の実力者。富士山女子駅伝では2年から山上りの7区を担当し、すべて区間4位以内と安定した走りを見せた。
唯一の高卒採用となった松本は福岡・筑紫女学園高からの入社。昨年は1500mでU20日本選手権、徳島インターハイといずれも7位に入賞している。
積水化学は21年に全日本実業団女子駅伝では東京五輪代表の卜部蘭、新谷仁美を擁して初優勝。昨年は2位と連覇を逃したが、新メンバーを加えた選手13人体制で新シーズンに挑む。
【動画】山本有真ら新加入4選手の今年の目標
【新メンバーのお知らせ】
— 積水化学女子陸上競技部 (@SekisuiF) April 2, 2023
2023年4月1日より新メンバー4名が加入しました。
山本 有真(名城大学卒)
荒井 優奈(名城大学卒)
山賀 瑞穂(大東文化大学卒)
松本 明莉(筑紫女学園高校卒)
4名に今年の目標を聞きました🙋♀️
ご声援よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/WrHH9wxLZD
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