HOME 国内

2023.03.23

JMCシリーズ シリーズⅡのチャンピオンは其田健也と松田瑞生 ブダペスト世界陸上代表に内定
JMCシリーズ シリーズⅡのチャンピオンは其田健也と松田瑞生 ブダペスト世界陸上代表に内定

其田健也(左)と松田瑞生

日本陸連は3月23日、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のシリーズⅡ(2021年11月~2023年3月)の対象大会がすべて終了したことを受けて、シリーズチャンピオン(第106回日本選手権者)が、男子は其田健也(JR東日本)、女子は松田瑞生(ダイハツ)に決まったと発表した。シリーズⅡのチャンピオンとなった其田と松田は、今夏のブダペスト世界選手権(8月19日~27日)代表に内定した。

ブダペスト世界選手権マラソン代表選考要項によると、JMCシリーズⅡの順位が確定した時点で、シリーズチャンピオンが世界選手権代表内定となっている。今後、日本陸連専務理事の承認を経て正式決定となる。

広告の下にコンテンツが続きます

其田は2時間7分23秒で日本人2位(総合7位)だった昨年の東京(1314ポイント)と、2時間5分59秒で日本人2位(総合8位)だった今年の東京(1333ポイント)が対象で、獲得したJMCポイントの合計はトップの2647ポイントだった。男子の2位は大塚祥平(九電工)、3位は細谷恭平(黒崎播磨)だった。

松田は2時間20分52秒で優勝した昨年の大阪国際女子(1294ポイント)と、2時間21分44秒で日本人トップ(総合6位)だった今年の東京(1286ポイント)が対象で、合計ポイントは2580ポイント。2位は安藤友香(ワコール)で、3位は細田あい(エディオン)だった。

ポイントは大会での順位や記録によって算出される。シリーズチャンピオンには賞金660万円。以下8位まで賞金が贈られ、2位330万円、3位165万円、4位120万円、5位90万円、6位60万円、7位45万円、8位30万円となっている。男女8位までに入った選手は、3月29日のJMCアワードで表彰される。

次ページ JMCシリーズ シリーズⅡポイントランキング男女トップ8

広告の下にコンテンツが続きます
日本陸連は3月23日、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のシリーズⅡ(2021年11月~2023年3月)の対象大会がすべて終了したことを受けて、シリーズチャンピオン(第106回日本選手権者)が、男子は其田健也(JR東日本)、女子は松田瑞生(ダイハツ)に決まったと発表した。シリーズⅡのチャンピオンとなった其田と松田は、今夏のブダペスト世界選手権(8月19日~27日)代表に内定した。 ブダペスト世界選手権マラソン代表選考要項によると、JMCシリーズⅡの順位が確定した時点で、シリーズチャンピオンが世界選手権代表内定となっている。今後、日本陸連専務理事の承認を経て正式決定となる。 其田は2時間7分23秒で日本人2位(総合7位)だった昨年の東京(1314ポイント)と、2時間5分59秒で日本人2位(総合8位)だった今年の東京(1333ポイント)が対象で、獲得したJMCポイントの合計はトップの2647ポイントだった。男子の2位は大塚祥平(九電工)、3位は細谷恭平(黒崎播磨)だった。 松田は2時間20分52秒で優勝した昨年の大阪国際女子(1294ポイント)と、2時間21分44秒で日本人トップ(総合6位)だった今年の東京(1286ポイント)が対象で、合計ポイントは2580ポイント。2位は安藤友香(ワコール)で、3位は細田あい(エディオン)だった。 ポイントは大会での順位や記録によって算出される。シリーズチャンピオンには賞金660万円。以下8位まで賞金が贈られ、2位330万円、3位165万円、4位120万円、5位90万円、6位60万円、7位45万円、8位30万円となっている。男女8位までに入った選手は、3月29日のJMCアワードで表彰される。 次ページ JMCシリーズ シリーズⅡポイントランキング男女トップ8

JMCシリーズ シリーズⅡポイントランキング トップ8

■男子 1位 其田健也(JR東日本) 2647(1333+1314) 2位 大塚祥平(九電工) 2594(1301+1293) 3位 細谷恭平(黒崎播磨) 2584(1333+1251) 4位 聞谷賢人(トヨタ紡織) 2560(1286+1274) 5位 市山 翼(小森コーポレーション) 2553(1338+1215) 6位 井上大仁(三菱重工) 2501(1283+1218)※ 7位 赤﨑 暁(九電工) 2501(1282+1219)※ 8位 定方俊樹(三菱重工) 2492(1279+1213) ※同点の場合は対象2大会のうち、最も良いポイントの大会を比較し、よりポイントが高いほうが上位となる。 ■女子 1位 松田瑞生(ダイハツ) 2580(1294+1286) 2位 安藤友香(ワコール) 2552(1279+1273) 3位 細田あい(エディオン) 2499(1261+1238) 4位 上杉真穂(スターツ) 2493(1258+1235) 5位 阿部有香里(京セラ) 2406(1222+1184) 6位 松下菜摘(天満屋) 2400(1247+1153) 7位 池田千晴(日立) 2387(1203+1184) 8位 川内理江(大塚製薬) 2351(1197+1154)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.10

セイコーGGP 西裕大、川端魁人、吉津拓歩、今泉堅貴の世界リレー代表勢と走幅跳・津波響樹、山川夏輝が追加出場

日本陸連は5月10日、セイコーゴールデングランプリ2024(5月19日/東京・国立競技場)の男子200m、400m、走幅跳の追加出場選手を発表した。 男子200mでは新たに、世界リレー(5月4日、5日/バハマ・ナッソー) […]

NEWS 編集部コラム「地区別高校記録」

2024.05.10

編集部コラム「地区別高校記録」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り […]

NEWS 女子ハンマー投優勝はタイの26歳・コンポン!「とてもうれしい」指導受けたいと来日/関東IC

2024.05.10

女子ハンマー投優勝はタイの26歳・コンポン!「とてもうれしい」指導受けたいと来日/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、女子ハンマー投はコンポン・ミンガモン(流経大)が60m27で初優勝した。2位に大沢柚月(56m8 […]

NEWS 戸邉直人が2m17 左アキレス腱断裂から復帰後のベストをマーク バルシム主宰の大会に出場

2024.05.10

戸邉直人が2m17 左アキレス腱断裂から復帰後のベストをマーク バルシム主宰の大会に出場

男子走高跳の戸邉直人(JAL)が5月9日にカタールのドーハで行われた競技会「What Gravity Challenge」に出場し、2m17に成功。2022年6月の左アキレス腱断裂した後としてはベスト記録を跳んだ。順位は […]

NEWS 100mH髙橋亜珠が13秒28!!学生歴代11位タイ、U20日本歴代2位「驚いています」2位・林も自己新/関東IC

2024.05.10

100mH髙橋亜珠が13秒28!!学生歴代11位タイ、U20日本歴代2位「驚いています」2位・林も自己新/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、髙橋亜珠(筑波大)が優勝した。同大勢では2013年(第92回大会)の相馬絵里子(現・関彰商事)以 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top