◇日本学生個人選手権(4月24日~26日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目
日本学生個人選手権が行われ、男子やり投は鈴木凜(九州共立大院)が77m12で連覇を達成した。
「(5日後の)織田記念に向けてポイントを絞って投げた」という鈴木。昨年からの課題だった「勢いのないやり」から、「リリースの最後まで力を伝える」ところだけを意識した。
1回目はファウルのあと、72m27、76m78と記録を伸ばしていく。優勝を決めた6回目には77m12と好記録で締めくくり「2連覇できてよかった」と笑顔を浮かべる。
昨年は3月に学生歴代3位の81m23をスローしたものの、東京世界選手権を狙うあまり重要な試合で力を発揮できなかった。
一念発起して海外へ活路を見出す。愛用しているやりのメーカー「ネメト」をより遠くに投げるためには「作った人にやりの飛ばし方を聞きたい」と、SNSを見て、「ネメト」の生みの親で1976年モントリオール五輪金メダリストのネーメト・ミクローシュ氏(ハンガリー)へアプローチ。夏のワールドユニバーシティゲームズ(ドイツ)の出場の際にコンタクトを取ったという。
今年2月に1ヵ月間、ハンガリー・ブダペストへ。「飛ばせる角度がある」と指導。詳しくは機密情報で「まだ理想には届いていないのでここから精度を高めたい」と話す。
中学まで中長距離を専門にしていたという変わったキャリアの持ち主。着実に力をつけてきたが、今季は学生ラストイヤー。「ディーン(元気)さんの学生記録(84m28)を目標に、85mくらい投げたいです」と力を込めた。
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