HOME ニュース、海外

2022.03.19

スイスのカンブンジが女子60mを制覇!男子走幅跳は東京五輪金のテントグルーがV/世界室内
スイスのカンブンジが女子60mを制覇!男子走幅跳は東京五輪金のテントグルーがV/世界室内

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

◇世界室内選手権(3月18日~20日/セルビア・ベオグラード)

広告の下にコンテンツが続きます

2年に1度行われる世界室内選手権の初日が行われ、女子60m決勝ではM.カンブンジ(スイス)が今季世界最高、世界歴代4位タイの6秒96で優勝した。カンブンジは現在29歳で、東京五輪では100m6位、200m7位、4×100mリレーで4位と3種目で入賞。19年のドーハ世界選手権では200mで銅メダルも獲得している。これまでの自己ベストはスイス室内記録でもある7秒03(18年)で、今回0.07秒更新した。

2位にはM.ブリスコ(米国)が6秒99で続き、3位から6位までは7秒04と同タイムで4人が並んだが、それぞれ着差ありでM.サンプライス(米国)が銅メダルをつかんだ。同一レース内で2人以上が6秒台を出したのは史上4度目だった。

男子走幅跳は東京五輪金メダルのM.テントグルー(ギリシャ)が8m55の今季世界最高でV。2位は東京五輪7位のT.モントレー(スウェーデン)が8m38の自己新で、自身の持っていたスウェーデン室内記録を更新した。

男子三段跳は、U20世界選手権で2連覇(14年、16年)している24歳のL.マルティネス(キューバ)が17m64の自己新、今季世界最高で制覇。東京五輪金メダリストのP.P.ピチャルド(ポルトガル)は17m46で2位に敗れたが、記録は自己新で、ポルトガル室内記録を更新した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子砲丸投は東京五輪4位のA.ドンモ(ポルトガル)が20m43の自己新、今季世界最高で勝利し、ナショナルレコードも更新した。2位のC.エアリー(米国)は20m21で、この記録は北米室内記録タイだった。

女子3000mは2017年のU18世界選手権1500mを制した実績を持つ20歳・L.ハイル(エチオピア)が8分41秒82のシーズンベストで優勝。男子七種競技は1日目を終え、東京五輪十種競技優勝のD.ワーナー(カナダ)が3649点でトップに立っているが、2番手のS.エハマー(スイス)が3647点と僅差で続いている。

大会は20日まで行われ、WAのYouTubeでライブストリーミングが視聴可能。WAのホームページでもライブリザルトを掲載している。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) ◇世界室内選手権(3月18日~20日/セルビア・ベオグラード) 2年に1度行われる世界室内選手権の初日が行われ、女子60m決勝ではM.カンブンジ(スイス)が今季世界最高、世界歴代4位タイの6秒96で優勝した。カンブンジは現在29歳で、東京五輪では100m6位、200m7位、4×100mリレーで4位と3種目で入賞。19年のドーハ世界選手権では200mで銅メダルも獲得している。これまでの自己ベストはスイス室内記録でもある7秒03(18年)で、今回0.07秒更新した。 2位にはM.ブリスコ(米国)が6秒99で続き、3位から6位までは7秒04と同タイムで4人が並んだが、それぞれ着差ありでM.サンプライス(米国)が銅メダルをつかんだ。同一レース内で2人以上が6秒台を出したのは史上4度目だった。 男子走幅跳は東京五輪金メダルのM.テントグルー(ギリシャ)が8m55の今季世界最高でV。2位は東京五輪7位のT.モントレー(スウェーデン)が8m38の自己新で、自身の持っていたスウェーデン室内記録を更新した。 男子三段跳は、U20世界選手権で2連覇(14年、16年)している24歳のL.マルティネス(キューバ)が17m64の自己新、今季世界最高で制覇。東京五輪金メダリストのP.P.ピチャルド(ポルトガル)は17m46で2位に敗れたが、記録は自己新で、ポルトガル室内記録を更新した。 女子砲丸投は東京五輪4位のA.ドンモ(ポルトガル)が20m43の自己新、今季世界最高で勝利し、ナショナルレコードも更新した。2位のC.エアリー(米国)は20m21で、この記録は北米室内記録タイだった。 女子3000mは2017年のU18世界選手権1500mを制した実績を持つ20歳・L.ハイル(エチオピア)が8分41秒82のシーズンベストで優勝。男子七種競技は1日目を終え、東京五輪十種競技優勝のD.ワーナー(カナダ)が3649点でトップに立っているが、2番手のS.エハマー(スイス)が3647点と僅差で続いている。 大会は20日まで行われ、WAのYouTubeでライブストリーミングが視聴可能。WAのホームページでもライブリザルトを掲載している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価

愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]

NEWS 砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

2025.06.16

砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で開催される。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、 […]

NEWS 古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top