2026.02.16
◇第6回全国大学対校男女混合駅伝(2月15日/大阪・ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コース、6区間20km)
第6回全国大学対校男女混合駅伝が行われ、全区間で区間賞を獲得した城西大が58分30秒で初優勝を果たした。
男子は昨年の日本選手権で1500m7位の大場崇義を筆頭に橋本健市、小澤優翔とスピード自慢の2年生を起用。全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝を制した女子は富士山で区間賞を獲得した大西由菜、窪田舞、本間香と3人の1年生を送り込んだ。
優勝の流れを作ったのが1区の大場。「狙い通りの走りができました」と残り400mでスパートをかける。持ち前のスピードを遺憾なく発揮して、同タイムで2位、3位だった立命大と大東大に6秒差をつけた。
2区の大西は「自分で抜かれるのは嫌だと思ったので、ひたすら頑張ろうと突っ込んで走りました」。後方の大東大・相場茉奈(3年)も快走する中でトップをキープ。従来の区間記録を3秒上回る6分01秒で、相場と区間賞を分け合った。
男子最長(5km)の3区を任された橋本も1、2区が作った良い流れに乗る。「13分台で走れたら」と考えていたなか、5000mの自己記録(13分56秒23)を上回る13分46秒の好タイムで走破。今年の箱根駅伝で4区区間6位と好走した大東大・松浦輝仁(2年)を引き離し、リードを23秒台に拡大した。
独走態勢を築いた城西大は、後半区間も盤石のタスキリレーを見せる。「プレッシャーはあまり感じることなく、楽しんで走ることができました」と4区・窪田も区間賞の走りでリードを42秒に広げると、「中距離が得意」と1500mを主戦場にする5区の小澤も区間記録に並ぶ5分20秒の快走。アンカー・本間に49秒の貯金をプレゼントした。
本間は「トラック勝負になると怖かったので、前半からしっかり攻めて、単独走でも自分で押し切ることを意識して走りました」と隙のない走りで悠々の一人旅。右に「城」、左に「西」とマジックで書かれた両手をアピールしながらフィニッシュラインに飛び込んだ。
女子の赤羽周平監督と妻の有紀子コーチは3月末限りでの退任が決まっており、今大会が城西大の指導者としては最後の駅伝。「最後の最後まで良い思いをさせてくれて、学生には感謝しかないですね」と赤羽監督は語った。
今後については未定。「ご縁があって、どこかで指導をすることができたら良いなとは思っています。夫婦でなのか、別になるかはわからないですけど、学生スポーツとしては一つ区切りができたかなとは思っているので、もう一度やるのであれば、日本代表を目指す指導ができたら良いかなと今の時点では思っています」と意欲を見せる。
学生たちは、来年度をしっかりと見据えた。大場が「今年の日本選手権で表彰台を狙える選手になることが一番の目標。1500mと駅伝の“二刀流”をできるように頑張りたい」と言えば、、窪田は「チーム全員で力を合わせて、強さを見せられるようにできたらと思います」と力強く語った。
文/馬場 遼
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