写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
2月12日、ボストン(米国)で開催された室内競技会の男子5000mでG.フィッシャー(米国)が室内世界歴代5位の12分53秒73で優勝し、北米室内記録を塗り替えた。従来の北米室内記録はG.ラップ(米国)の13分01秒26(14年)。フィッシャーは現在22歳で、東京五輪では10000mで5位、5000mでも決勝に進出していた(9位)。
2位は東京五輪5000m銀メダルのM.アーメド(カナダ)で12分56秒87、3位には18年欧州選手権5位のM.スコット(英国)が12分57秒08で続き、それぞれ室内世界歴代7位、8位の好記録だった。いずれも自国のナショナルレコードを更新、スコットは欧州室内記録も打ち立てた。史上初めて3人が13分を切るハイレベルなレースが展開された。
この競技会では女子5000mでも、G.・デビュース・スタフォード(カナダ)が北米室内記録を更新する14分31秒38で優勝した。この記録は室内世界歴代5位にあたる。2位のE.クラニー(米国)は室内世界歴代6位の14分33秒17。こちらもナショナルレコードを樹立した。優勝したスタフォードは東京五輪女子1500m5位の26歳。屋外、室内ともに1500m、1マイル、5000mのカナダ記録保持者である。
同じく12日に、クレムソン(米国)で開催された室内競技会では女子200mでA.スタイナー(米国)が今季世界最高、室内世界歴代5位の22秒37で優勝した。この記録は1996年以降の記録としては世界最高だった。
男子400mではR.ロス(米国)が室内世界歴代7位の44秒83で勝利。男子60mハードルでは、19歳のL.ムスタリ(米国)が7秒55で優勝。シニアの規格で20歳未満の選手が出した記録としては02年の劉翔(中国)に並ぶ歴代最高タイの記録だった。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
-
2024.05.03
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
-
2024.04.27
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
-
2024.04.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.03
ハンマー投・福田翔大が73m00!!室伏親子、土井に続く日本人4人目の到達「かなり良いスタート」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、男子ハンマー投は福田翔大(住友電工)が73m00の自己新で優勝した。この記録は日本歴代4位で、日本歴代 […]
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) グランプリ <男子> 200m 鵜澤飛羽(筑波大) 20秒26(-0.4) 400m 小渕瑞樹(登利平AC) 4 […]
2024.05.03
走高跳・好調の髙橋渚が自己新の1m88!パリ五輪出場目指し「チャレンジャーとして楽しみ」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、女子走高跳は髙橋渚(センコー)が優勝した。日本歴代8位の自己記録(1m87)を1cm更新する1m88に […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!