HOME 国内

2021.10.17

女子円盤投の齋藤真希が日本歴代3位の56m58! 日本記録保持者・郡菜々佳は54m29で2位/北九州カーニバル
女子円盤投の齋藤真希が日本歴代3位の56m58! 日本記録保持者・郡菜々佳は54m29で2位/北九州カーニバル

福岡県北九州市の本城競技場で北九州カーニバルが開催され、女子円盤投で齋藤真希(東女体大)が日本歴代3位、学生歴代2位、大会新の56m58を投げて優勝した。日本記録(59m03)を持つ郡菜々佳(九州共立大)は54m29で2位だった。

齋藤は中学、高校(学年別)、U18、U20とすべてのカテゴリーで最高記録を塗り替えてきた逸材。今季は日本選手権連覇、日本インカレ優勝、関東インカレ3連覇と主要大会をすべて制しているが、昨年マークした自己記録(55m53)は更新できていなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

この日は円盤投選手には有利となる強い向かい風が吹き、好記録誕生が予感された。1投目に郡が54m29でリードを奪ったが、2投目まで46m26にとどまっていた齋藤が3投目にビッグアーチを描く。「体調が良く、強い向かい風が吹いて条件も良かったので、記録を狙っていました」と力強い振り切りから放たれた円盤は、55mを大きく超えて着地。日本記録には届かなかったが、狙っていた自己記録を1m以上上回る56m58をマークしてそのまま逃げ切った。

これで歴代順位で上にいるのは郡と室伏由佳の2人のみ。「日本歴代3位はうれしいですが、できたら1番がいいので、今後の目標ですね」と話す齋藤は、さらなる高みを見据えている。

■女子円盤投日本歴代5傑
59.03 郡 菜々佳(九州共立大3+) 2019. 3.23
58.62 室伏 由佳(ミズノ) 2007. 5.13
56.58 齋藤 真希(東女体大3) 2021.10.17
56.51 中西美代子(ミキハウス) 2000.10.18
56.08 北森 郁子(添上高教) 1987. 6.13

広告の下にコンテンツが続きます
福岡県北九州市の本城競技場で北九州カーニバルが開催され、女子円盤投で齋藤真希(東女体大)が日本歴代3位、学生歴代2位、大会新の56m58を投げて優勝した。日本記録(59m03)を持つ郡菜々佳(九州共立大)は54m29で2位だった。 齋藤は中学、高校(学年別)、U18、U20とすべてのカテゴリーで最高記録を塗り替えてきた逸材。今季は日本選手権連覇、日本インカレ優勝、関東インカレ3連覇と主要大会をすべて制しているが、昨年マークした自己記録(55m53)は更新できていなかった。 この日は円盤投選手には有利となる強い向かい風が吹き、好記録誕生が予感された。1投目に郡が54m29でリードを奪ったが、2投目まで46m26にとどまっていた齋藤が3投目にビッグアーチを描く。「体調が良く、強い向かい風が吹いて条件も良かったので、記録を狙っていました」と力強い振り切りから放たれた円盤は、55mを大きく超えて着地。日本記録には届かなかったが、狙っていた自己記録を1m以上上回る56m58をマークしてそのまま逃げ切った。 これで歴代順位で上にいるのは郡と室伏由佳の2人のみ。「日本歴代3位はうれしいですが、できたら1番がいいので、今後の目標ですね」と話す齋藤は、さらなる高みを見据えている。 ■女子円盤投日本歴代5傑 59.03 郡 菜々佳(九州共立大3+) 2019. 3.23 58.62 室伏 由佳(ミズノ) 2007. 5.13 56.58 齋藤 真希(東女体大3) 2021.10.17 56.51 中西美代子(ミキハウス) 2000.10.18 56.08 北森 郁子(添上高教) 1987. 6.13

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.24

女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は10月23日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のR.チェプンゲティチ(ケニア)に対し、禁止物質の使用により3年間の資格停止処分 […]

NEWS パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

2025.10.24

パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

男子短距離のB.リチャードソン(南アフリカ)が所属連盟をアイルランドに変更するための申請を行ったことがわかった。現地メデイアで報じられている。 現在21歳のリチャードソンは21年のU20世界選手権100mで銀メダルリスト […]

NEWS 学法石川が10年連続男女V  男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

2025.10.23

学法石川が10年連続男女V 男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた福島県高校駅伝が10月23日、猪苗代町総合体育館前を発着点とするコースで行われ、学法石川が10年連続で男女優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は大会記録を2分08秒も更新する2時間2分 […]

NEWS 高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦

2025.10.22

高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦

10月に入って全国高校駅伝(12月21日/京都)出場を懸けた高校駅伝都道府県大会が行われている。 今週は週末にかけて、東北、関東を中心に9県で開催される。 23日には福島県大会が行われ、学法石川を中心にハイレベルの争いと […]

NEWS 関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

2025.10.22

関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

来年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山)のエントリーが、10月22日に関西実業団連盟から発表された。 前回と同じ13チームがエントリー。各チ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top