HOME 国内

2021.03.17

青木益未が60mHでアジア歴代4位の8秒05で連覇! 予選で出した日本記録をさらに更新/日本選手権室内
青木益未が60mHでアジア歴代4位の8秒05で連覇! 予選で出した日本記録をさらに更新/日本選手権室内

◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール)

日本選手権室内の初日、女子60mハードル決勝で青木益未(七十七銀行)が予選で出した室内日本記録を0秒01更新する8秒05で連覇を果たした。

青木は前年のこの大会で8秒11の室内日本記録を樹立。予選で8秒06と短縮すると、決勝ではさらにギアを上げた。得意の前半から抜け出すと、終盤になっても他を寄せ付けずにフィニッシュ。タイマーを見て笑顔を見せていたが、「7秒台を狙っていたので残念。スタートから1台目、2台目とリズムアップしていけば勢いよくいけますが、そこで構えて合わせにいってしまった。木村(文子)さんや寺田(明日香)さんを意識しちゃったのかな」と悔しそうな表情を浮かべながらレースを振り返った。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年はこの大会での優勝を経て、10月の日本選手権100mハードルでは13秒02(-0.1)と自己新記録をマークしての2年ぶり優勝につなげた。今後については「今年はオリンピックイヤーで周りはたくさんの人が期待してくれている。自分でも(五輪出場に)自信があるので、前半シーズンで参加標準記録(12秒84)とワールドランキングの両方で狙っていきたい」と意気込みを口にした。

ロンドン五輪代表の木村文子(エディオン)が8秒12で2位。昨年10月に広島大大学院へ進学し、一時は陸上競技から距離をとった時期もあったが、「今は陸上競技と向き合う時間が前年度よりも増えています。予選から挑戦者の気持ちでワクワクして臨みました」と、久しぶりに陸上のレースを楽しんでいる様子だった。

鈴木美帆(長谷川体育施設)が8秒17で3位に食い込み、100mハードルの日本記録保持者である寺田明日香(パソナグループ)は8秒27で5位だった。

広告の下にコンテンツが続きます
◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール) 日本選手権室内の初日、女子60mハードル決勝で青木益未(七十七銀行)が予選で出した室内日本記録を0秒01更新する8秒05で連覇を果たした。 青木は前年のこの大会で8秒11の室内日本記録を樹立。予選で8秒06と短縮すると、決勝ではさらにギアを上げた。得意の前半から抜け出すと、終盤になっても他を寄せ付けずにフィニッシュ。タイマーを見て笑顔を見せていたが、「7秒台を狙っていたので残念。スタートから1台目、2台目とリズムアップしていけば勢いよくいけますが、そこで構えて合わせにいってしまった。木村(文子)さんや寺田(明日香)さんを意識しちゃったのかな」と悔しそうな表情を浮かべながらレースを振り返った。 昨年はこの大会での優勝を経て、10月の日本選手権100mハードルでは13秒02(-0.1)と自己新記録をマークしての2年ぶり優勝につなげた。今後については「今年はオリンピックイヤーで周りはたくさんの人が期待してくれている。自分でも(五輪出場に)自信があるので、前半シーズンで参加標準記録(12秒84)とワールドランキングの両方で狙っていきたい」と意気込みを口にした。 ロンドン五輪代表の木村文子(エディオン)が8秒12で2位。昨年10月に広島大大学院へ進学し、一時は陸上競技から距離をとった時期もあったが、「今は陸上競技と向き合う時間が前年度よりも増えています。予選から挑戦者の気持ちでワクワクして臨みました」と、久しぶりに陸上のレースを楽しんでいる様子だった。 鈴木美帆(長谷川体育施設)が8秒17で3位に食い込み、100mハードルの日本記録保持者である寺田明日香(パソナグループ)は8秒27で5位だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.15

【テキスト速報】男子マラソン/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 男子マラソン ※タイム、距離地点は速報値 ▼スタート 男子は90人のランナーがエントリー。日本からは吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)、 […]

NEWS 10000m22位の葛西潤 パリ五輪より2つ順位下げるも「舞台楽しめたことは成長」/東京世界陸上

2025.09.14

10000m22位の葛西潤 パリ五輪より2つ順位下げるも「舞台楽しめたことは成長」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000m決勝で葛西潤(旭化成)は29分41秒84で22位だった。 昨年出場したパリ五輪では、入賞ラインが2 […]

NEWS 10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上

2025.09.14

10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションに男子10000mが行われ、日本勢は鈴木芽吹(トヨタ自動車)が29分33秒60の20位だった。 3000m付近では葛西潤(旭 […]

NEWS 走高跳・瀬古優斗が初出場初決勝!緊張、アクシデントも「“母国パワー”もらいました」/東京世界陸上

2025.09.14

走高跳・瀬古優斗が初出場初決勝!緊張、アクシデントも「“母国パワー”もらいました」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳予選で瀬古優斗(FAAS)が2m15を一発で越え、B組3位、全体でも4位で初出場・初決勝を決めた。 8月 […]

NEWS 男子1万mは伏兵グレシエがV 強烈スパートでアフリカ勢退ける大金星!!/東京世界陸上

2025.09.14

男子1万mは伏兵グレシエがV 強烈スパートでアフリカ勢退ける大金星!!/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000mはジミー・グレシエ(フランス)が28分55秒77で優勝を果たした。 レースはスタート直後から勝負を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top