2026.08.24
強化に専念し、昨年以上の練習を実践
ボディケアメーカーのファイテンが主催する取材会が先ごろ行われ、同社とサポート契約を結ぶ吉田響(サンベルクス)が8月30日に開催される北海道マラソンへの抱負を語った。
吉田は2月の大阪マラソンで初マラソンに挑んだ。8km手前から独走を開始すると、1km2分55秒前後のペースを刻み、20kmを58分42秒、中間点を1時間1分54秒で通過と、日本記録を上回るハイペースだったが、35km付近から失速し、2時間9分34秒の34位に終わった。
「僕の武器は自分のペースで最初から押し切れるところですが、やはり42.195kmは甘くなかったです。給水をうまく取れず、後半に低血糖と脱水症状が出てしまいました。ただ、35kmまでは思い描いていたレースができましたので、次につながるレースだったことも間違いありません。今回はその反省を生かし、給水の取り方を対策してきました。北海道マラソンでの目標はMGC(2028ロサンゼルス五輪日本代表選考会となる来年10月のマラソングランドチャンピオンシップ)の出場権獲得です。2時間12分以内で日本人3位以内に入ることがその条件ですが、優勝でそれをつかみ取りたいと思っています」
大阪マラソン前はニューイヤー駅伝の最長2区(21.9㎞)を区間新記録(区間1位)で走り、その流れで初マラソンへと向かった。しかし、春以降はゲストランナーとしてのロードレース出場はあったものの、タイムや順位を狙うレースは回避して強化に努めてきた。
指導する瀧川大地コーチは「プロランナーになってからの1年の積み上げもあり、昨年の同時期と比べて量も質も2割以上のメニューを消化しています。マラソンの強化を進めるうえで私はスピードやスタミナを分けて考える方針はとっていませんが、サンベルクスの外国籍選手と一緒に練習し、5000mで13分20秒を切れるぐらいの力もつきましたし、以前は全力で取り組まないと走れないようなメニューもサラッとこなせるようになりました。全体的な走力が格段に上がったと思います」と吉田の成長を口にする。
集団への対応力も向上
吉田の持ち味は大阪で見せたような独走力。しかし、この北海道マラソンに向けては、長野県軽井沢町、北海道北斗市でサンベルクスのメンバーとともに合宿を行い、集団の中での走り方も習得してきた。「リスクを回避し、勝負に徹する走りも必要です。その準備も問題ありません」と瀧川コーチ。初マラソンとは異なる展開への対応にも抜かりはない。
大阪マラソンでは顔や首、そして全身にファイテンのテープを貼って出場したことが大きな話題となった。吉田は「大阪マラソンは直前の調整で苦労したこともあり、レース前に全身に貼りました。顔や首に貼ることで肩や腕など上半身のリラックスにつながって、イメージ通りに終盤まで動けたと思います。ハイペースを維持できたのはあれだけパワーテープを貼っていたからこそ。今回は準備が順調なのであそこまで多くないかもしれませんが、しっかり貼って走ります」と断言し、自身のトレードマークとして注目してほしいと話す。
また、ハードワークの後には、美容医療分野で注目されているLEDの光とファイテン独自の技術を融合した光テクノロジー機器を積極的に活用して筋肉をほぐしており、さまざまな角度からのボディケアが吉田の順調なコンディショニングを支えている。

筋肉をほぐす光テクノロジー機器を積極的に活用して調整もうまくいっている
冬には日本記録更新を狙う
今回はMGC出場権という目標を定めているが、冬にはさらに大きな夢に挑む。
「1km2分55秒ペースは大阪マラソンで経験できましたので、次の冬のマラソンでは最後までそれで押し切り、2時間3分台の日本記録を目指します。世界との差が開いてしまっている今、それを自分が少しでも縮めていきたいんです。だからこそ、まずはこの北海道マラソンでは確実にMGCの出場権を獲得しなければなりません。自分のこれまでの競技人生を振り返ったとき、大学以降は大きな大会で力を発揮できなかったことはあまりなかったのですが、大阪マラソンはその中でも一番と言っていいくらいの失速をしました。その悪いイメージを今回で払拭できれば、自分の今後のマラソンにもつながってくるはず。ですので、今はこの北海道マラソンだけに集中しています」
暑さにも自信があるという吉田。ここまでの強化は順調で、2度目のマラソンのスタートラインには「自信を持って立てそうです」と力強く語った。

冬のマラソンでは日本記録更新も視野に入れている
強化に専念し、昨年以上の練習を実践
ボディケアメーカーのファイテンが主催する取材会が先ごろ行われ、同社とサポート契約を結ぶ吉田響(サンベルクス)が8月30日に開催される北海道マラソンへの抱負を語った。 吉田は2月の大阪マラソンで初マラソンに挑んだ。8km手前から独走を開始すると、1km2分55秒前後のペースを刻み、20kmを58分42秒、中間点を1時間1分54秒で通過と、日本記録を上回るハイペースだったが、35km付近から失速し、2時間9分34秒の34位に終わった。 「僕の武器は自分のペースで最初から押し切れるところですが、やはり42.195kmは甘くなかったです。給水をうまく取れず、後半に低血糖と脱水症状が出てしまいました。ただ、35kmまでは思い描いていたレースができましたので、次につながるレースだったことも間違いありません。今回はその反省を生かし、給水の取り方を対策してきました。北海道マラソンでの目標はMGC(2028ロサンゼルス五輪日本代表選考会となる来年10月のマラソングランドチャンピオンシップ)の出場権獲得です。2時間12分以内で日本人3位以内に入ることがその条件ですが、優勝でそれをつかみ取りたいと思っています」 大阪マラソン前はニューイヤー駅伝の最長2区(21.9㎞)を区間新記録(区間1位)で走り、その流れで初マラソンへと向かった。しかし、春以降はゲストランナーとしてのロードレース出場はあったものの、タイムや順位を狙うレースは回避して強化に努めてきた。 指導する瀧川大地コーチは「プロランナーになってからの1年の積み上げもあり、昨年の同時期と比べて量も質も2割以上のメニューを消化しています。マラソンの強化を進めるうえで私はスピードやスタミナを分けて考える方針はとっていませんが、サンベルクスの外国籍選手と一緒に練習し、5000mで13分20秒を切れるぐらいの力もつきましたし、以前は全力で取り組まないと走れないようなメニューもサラッとこなせるようになりました。全体的な走力が格段に上がったと思います」と吉田の成長を口にする。集団への対応力も向上
吉田の持ち味は大阪で見せたような独走力。しかし、この北海道マラソンに向けては、長野県軽井沢町、北海道北斗市でサンベルクスのメンバーとともに合宿を行い、集団の中での走り方も習得してきた。「リスクを回避し、勝負に徹する走りも必要です。その準備も問題ありません」と瀧川コーチ。初マラソンとは異なる展開への対応にも抜かりはない。 大阪マラソンでは顔や首、そして全身にファイテンのテープを貼って出場したことが大きな話題となった。吉田は「大阪マラソンは直前の調整で苦労したこともあり、レース前に全身に貼りました。顔や首に貼ることで肩や腕など上半身のリラックスにつながって、イメージ通りに終盤まで動けたと思います。ハイペースを維持できたのはあれだけパワーテープを貼っていたからこそ。今回は準備が順調なのであそこまで多くないかもしれませんが、しっかり貼って走ります」と断言し、自身のトレードマークとして注目してほしいと話す。 また、ハードワークの後には、美容医療分野で注目されているLEDの光とファイテン独自の技術を融合した光テクノロジー機器を積極的に活用して筋肉をほぐしており、さまざまな角度からのボディケアが吉田の順調なコンディショニングを支えている。 [caption id="attachment_213382" align="alignnone" width="800"]
筋肉をほぐす光テクノロジー機器を積極的に活用して調整もうまくいっている[/caption]
冬には日本記録更新を狙う
今回はMGC出場権という目標を定めているが、冬にはさらに大きな夢に挑む。 「1km2分55秒ペースは大阪マラソンで経験できましたので、次の冬のマラソンでは最後までそれで押し切り、2時間3分台の日本記録を目指します。世界との差が開いてしまっている今、それを自分が少しでも縮めていきたいんです。だからこそ、まずはこの北海道マラソンでは確実にMGCの出場権を獲得しなければなりません。自分のこれまでの競技人生を振り返ったとき、大学以降は大きな大会で力を発揮できなかったことはあまりなかったのですが、大阪マラソンはその中でも一番と言っていいくらいの失速をしました。その悪いイメージを今回で払拭できれば、自分の今後のマラソンにもつながってくるはず。ですので、今はこの北海道マラソンだけに集中しています」 暑さにも自信があるという吉田。ここまでの強化は順調で、2度目のマラソンのスタートラインには「自信を持って立てそうです」と力強く語った。 [caption id="attachment_213351" align="alignnone" width="800"]
冬のマラソンでは日本記録更新も視野に入れている[/caption] RECOMMENDED おすすめの記事
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