2026.08.21
◇第53回全日本中学校選手権(8月20日~23日/山口・維新みらいふスタジアム)1日目
中学日本一を懸けた山口全中の1日目が行われ、男子棒高跳は石田浩章(前橋東3群馬)が4m75の自己ベストで優勝を飾った。
6月に今季中学最高の4m70を跳んでいた石田の強さが光る試合だった。「これまでで一番高い跳び始め」という4m20から試技を始めると、4m40まではすべて1回で成功。4m50こそ2回目のクリアとなったが、以降は自己記録を5cm上回るする4m75までミスなく跳び越えて日本一に輝いた。
昨年は10月のU16大会で4m30を跳び、中学2年ながら5位入賞の実力を持つ。「(8月上旬の)関東大会で優勝して、プレッシャーのあるなかで臨んだ大会でしたが、優勝できて良かったです」と笑顔を見せる。
もともとは小学校入学前から体操競技に取り組み、小学4年から棒高跳クラブ「ベルアスレチックスジャパン」が運営する室内棒高跳施設「ベルドーム」でポールを握り始めた。今大会には石田だけでなく、4m60で2位に入った小堀晃誠(宮城3)、5位タイの齋藤募(南橘3)と須田悠詩桜(群馬大附3)、11位の井上晃士郎(前橋三3)と同じクラブに通う5人が出場。4人が入賞という好成績を収めた。
「やっぱり群馬の仲間と切磋琢磨して、試合でも声を掛け合ってきたことが大きいです」と話すように、高いレベルで技術を磨いてきたことが優勝へと結びついた。
2位の小堀も「(石田には)負けたくなかったけど、一枚上でした」と完敗を認めつつも、「10月のU16大会では勝ちたいと思います」とリベンジを誓う。「ここ数年は埼玉の選手が全中で勝ち続けていたので、群馬の4人が入賞できたのはすごくうれしいです」と、ともに競ってきた“戦友”との活躍を喜んだ。
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