2026.08.23
◇第53回全日本中学校選手権(8月20日~23日/山口・維新みらいふスタジアム)3日目
中学日本一を懸けた山口全中の3日目が行われ、男子400mは角舘結翔(塚越3神奈川)が49秒57で優勝を果たした。
「前半からガンガン行く」と臨んだ角舘はスタートから勢いよく飛び出すと、前半の200mでライバルに大きなリードを奪った。300mでもそのリードをキープ。「ラスト50mで(身体の動きが)バラバラになってしまいました」と、石井悠慎(鶴ヶ島3埼玉)に追い上げを許したものの、序盤の貯金を守り切った。
全中で男子400mが実施されるのは今年がラスト。最後の400m王者として名前を残した角舘は、「3年間たくさんの人に支えられてここまで来られました。家族や先生、友達が試合後にもアイシングなどを手伝ってくれたおかげで、この結果につながりました」と感謝の気持ちを述べた。
小学生時代からクラブチームで走る角舘だが、400mを始めたのは昨夏から。昨年までは51秒31がベストで、県大会での入賞が最高成績だった。冬季には体幹トレーニングや長い距離の走り込みに取り組み、体力を強化してきた。
その成果は春先からタイムとして現れ、5月には49秒49と一気に自己記録を更新。8月上旬の関東大会では今季中学最高の48秒95を叩きだし、山口の地に乗り込んでいた。
自身初の全国大会となったが、前日の予選は余裕を持ちながらトップタイムとなる49秒19で通過。決勝は中学記録(48秒16)の更新も視野に入れていたため、「あまり納得していない」と話すものの、「今回のレースで反省点が見つかったので、そこを改善して、(中学で)残る2試合で中学記録を目指したいです」と、頂点に立ってもなお視線を上へ向けた。
このほか、女子四種競技では新井凛生(ペンタスAC3東京)が中学新の3395点で圧勝。男子四種競技は最後の400mで4位から順位を上げた髙杉禅(東山田3神奈川)が優勝を果たし、女子走幅跳では6回目に5m75(+0.7)を跳んだ竹部颯華(三朝3鳥取)が逆転勝ちを収めた。
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