2026.08.22
世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第12戦・ローザンヌ大会(スイス)が8月21日に行われ、女子やり投に北口榛花(JAL)が出場し、64m90を投げて優勝した。
北口は1回目に62m73をマーク。続く2回目には、シーズンベスト、昨年6月以来の64mオーバーとなる64m90を投げてトップに立った。2回目までに64mを超えたのは五輪を制した2024年以来となる。
首位でトップ8の4回目以降に進むと、その後は記録を伸ばせなかったが、6回目にも63m49をマーク。誰も2回目の記録を超えることができず北口の優勝が決まった。北口のDL優勝は昨年6月のオスロ大会以来で1年2ヵ月ぶり。ファイナルを含めて通算11勝目となる。
北口はフラッシュインタビューで「今日のパフォーマンスにはとても満足しています。60mオーバーを連発できました。でも、もっと遠くに投げたかったですが、ブリュッセルで」と話した。
23年ブダペスト世界選手権、24年パリ五輪を制したやり投世界女王。昨年は右肘の故障もあって東京世界選手権は予選落ちに終わった。今年、男子やり投世界記録保持者で五輪3連覇のヤン・ゼレズニー氏をコーチに迎え、新たな挑戦をスタート。投てきフォームも大きく変えた。日本選手権では62m86を投げて優勝し、名古屋アジア大会代表に内定している。
「今年は挑戦的な1年。コーチも替わりました。まずは自己ベスト(67m38)を超えたいですし、70mを超えるのが私の夢です。そのためにハードワークをしています」と力強く語った。
7月中旬から約1ヵ月、チェコ国内で強化合宿を行い、調整を行っていた。「65mが当たり前の世界線に戻りたい」と話していた北口。涙に暮れた東京世界選手権から1年、いよいよ女王のギアが上がってきた。
この後はDLファイナル(9月4日・ブリュッセル)、世界アルティメット選手権(9月14日・ブダペスト)を経て帰国し、名古屋アジア大会に臨む。
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