日本陸連は2027年5月に中国・厦門で開催されるアジア選手権の日本代表選考要項を発表した。
これまで1ヵ国2名だった出場枠が、この大会から「3名」に拡大。また、ワイルドカードも設けられ、昨年の東京世界選手権優勝者、または韓国・クミで開催された前回大会優勝者には1枠が追加されるため、最大「4枠」になる種目もある。
10000mを除くトラック&フィールド種目の選考基準は、ワイルドカードを保持する選手がその一番手。前回チャンピオンとして男子100mの栁田大輝(Honda)、200mの鵜澤飛羽(JAL)、1500mの飯澤千翔(住友電工)、110mハードルの村竹ラシッド(JAL)、女子400mの松本奈菜子(東邦銀行)が保持している。
2番手は、北京世界選手権参加標準記録を突破した選手を選考。複数いる場合は26年4月4月19日から2027年3月31日までの世界陸連のワールドランキング対象競技会(WRk対象競技会)の記録最上位者、ワールドランキングのうち2025年を除いたパフォーマンスポイント上位3つ(5000m、3000m障害、混成競技は上位2つ)の合計の高い選手という優先順で決まる。
3番手は派遣設定記録を満たした競技者で、2027年3月の最終更新後のワールドランキング(1ヵ国3名カウント)で2025年のポイントを除いた上位3つのパフォーマンスポイント(5000m、3000m障害、混成競技は上位2つ)の合計の高い選手。そして4番手がメダル獲得が期待される強化委員会推薦の選手となった。
10000mについては、2026年12月開催予定の日本選手権10000mで優勝し、2026年4月19日から同大会を含めて派遣設定記録を突破した選手は即時内定。そのほかは、同大会8位以内の派遣設定突破者、派遣設定記録突破者の記録上位者、メダル獲得が期待される強化委員会推薦の選手の順で選考される。
リレー種目は個人種目に準じて選考されるが、リレーの特性が考慮される。
ロード種目については、マラソンは25年10月13日〜26年12月31日の期間で男子2時間7分12秒、女子2時間26分16秒の派遣設定記録をMGCシリーズ、および海外レース(WRk対象競技会)で突破した選手の記録上位者を、「メダル獲得が期待できる競技者を、戦略的に派遣する」とした。
競歩は男女ハーフマラソン競歩のみが実施。27年2月の日本選手権ハーフマラソン競歩で5位以内に入った選手から、参加標準記録(男子1時間23分14秒・女子1時間36分18秒)を突破した選手、アジアランキングで参加資格を得たエントリー下限設定記録(男子1時間25分30秒・女子1時間39分00秒)を満たした選手の優先順で選考される。
大会は27年5月25日から30日の6日間、中国南東部の港湾都市である厦門市で開催される。
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