HOME 国内、世界陸上、日本代表、海外
8位入賞の三浦龍司「世界一が目標」金メダルのビーミッシュと対談/東京世界陸上
8位入賞の三浦龍司「世界一が目標」金メダルのビーミッシュと対談/東京世界陸上

Onのイベントに登壇した三浦龍司とビーミッシュ

東京世界陸上の男子3000m障害で2大会連続入賞となる8位に入った三浦龍司(SUBARU)がレース翌日の16日、契約するOnのイベントに登壇し、同じくOn契約選手で同レースで金メダルを手にしたジョージ・ビーミッシュ(ニュージーランド)との対談がOn主催のもと実現した。

三浦は決勝を振り返り「(声援が)しびれるような感覚。ラストスパートは限界を迎えていましたが、歓声が身体を動かしてくれました」と語る。レースの点数について「80か85点」と評価し、「ラスト350m付近でメダルの可能性が出たと感じ、3番に出た時は『いけるかも』と感じた」という。

最終目標について「3000m障害を極めたい。7分台も間違いなく近づいてきた。世界大会で金メダル、世界一を取るのが目標」と力強く語った。

広告の下にコンテンツが続きます

金メダリストとなたビーミッシュは、三浦からの「トップスピードや瞬発力をどう磨いているか」という質問に「最後の100mが強み。スプリントトレーニングを取り入れている」明かす。三浦について「ずっと順調で注目していた。レース中もどこにいるか把握していた」と言い、「水濠で一緒に並んで走れたのはうれしかったですし、2人ともメダルを取れると思っていました」と語る。

実は1500mや5000mを専門としてきたビーミッシュは、入賞したブダペスト大会の23年シーズンから本格的に3000m障害に参戦。幼い頃から「ラグビーやサッカー、テニス、フィールドホッケーなどもやっていました」と明かし、「それが要求される琴の多いレース、順応性が求められる」というこの種目に適応した要因でもありそうだ。

ビーミッシュは「自分を信じて努力してきましたが、毎日、金メダルを取るという目標がなくても楽しんでいられます。できるだけスポーツを楽しみたい。世界大会での優勝はあるかもしれないし、ないかもしれない。それはそれでいいと思っています」と、三浦とはまた違った競技観を語っていた。

広告の下にコンテンツが続きます
東京世界陸上の男子3000m障害で2大会連続入賞となる8位に入った三浦龍司(SUBARU)がレース翌日の16日、契約するOnのイベントに登壇し、同じくOn契約選手で同レースで金メダルを手にしたジョージ・ビーミッシュ(ニュージーランド)との対談がOn主催のもと実現した。 三浦は決勝を振り返り「(声援が)しびれるような感覚。ラストスパートは限界を迎えていましたが、歓声が身体を動かしてくれました」と語る。レースの点数について「80か85点」と評価し、「ラスト350m付近でメダルの可能性が出たと感じ、3番に出た時は『いけるかも』と感じた」という。 最終目標について「3000m障害を極めたい。7分台も間違いなく近づいてきた。世界大会で金メダル、世界一を取るのが目標」と力強く語った。 金メダリストとなたビーミッシュは、三浦からの「トップスピードや瞬発力をどう磨いているか」という質問に「最後の100mが強み。スプリントトレーニングを取り入れている」明かす。三浦について「ずっと順調で注目していた。レース中もどこにいるか把握していた」と言い、「水濠で一緒に並んで走れたのはうれしかったですし、2人ともメダルを取れると思っていました」と語る。 実は1500mや5000mを専門としてきたビーミッシュは、入賞したブダペスト大会の23年シーズンから本格的に3000m障害に参戦。幼い頃から「ラグビーやサッカー、テニス、フィールドホッケーなどもやっていました」と明かし、「それが要求される琴の多いレース、順応性が求められる」というこの種目に適応した要因でもありそうだ。 ビーミッシュは「自分を信じて努力してきましたが、毎日、金メダルを取るという目標がなくても楽しんでいられます。できるだけスポーツを楽しみたい。世界大会での優勝はあるかもしれないし、ないかもしれない。それはそれでいいと思っています」と、三浦とはまた違った競技観を語っていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.16

村竹ラシッド悔しい涙5位 メダルまで0.06秒 パリ五輪からの進化示す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードル決勝に出場した村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位に入り、昨年のパリ五輪に […]

NEWS 村竹ラシッドが5位入賞! 地元の大舞台で世界のトップとメダル争い/東京世界陸上

2025.09.16

村竹ラシッドが5位入賞! 地元の大舞台で世界のトップとメダル争い/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 村竹はこの日行われた […]

NEWS 男子400m中島佑気ジョセフが決勝進出! 300m7番手から驚異の追い上げ 18日の決勝へ/東京世界陸上

2025.09.16

男子400m中島佑気ジョセフが決勝進出! 300m7番手から驚異の追い上げ 18日の決勝へ/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日?21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝に中島佑気ジョセフ(富士通)が3組に登場し、44秒53で2着となり決勝進出を決めた。 中島は […]

NEWS 駒大・落合晃「もっともっと力をつけて、また世界の舞台へ」予選敗退ながら大会日本人最高1分46秒78/東京世界陸上

2025.09.16

駒大・落合晃「もっともっと力をつけて、また世界の舞台へ」予選敗退ながら大会日本人最高1分46秒78/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子800m予選5組に出場した落合晃(駒大)は1分46秒78の7着で準決勝には進めなかった。 スタート前の選手紹介 […]

NEWS 男子走高跳・赤松諒一が8位入賞!世界大会3年連続で入賞の快挙/東京世界陸上

2025.09.16

男子走高跳・赤松諒一が8位入賞!世界大会3年連続で入賞の快挙/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳で赤松諒一(SEIBU PRINCE)が2m24で8位タイに入り、2大会連続の入賞を果たした。 赤松は2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top