HOME 世界陸上、海外

2025.09.14

NEWS
最速女王はジェファーソン・ウッデン!世界歴代4位、大会新の10秒61で初V「TOKYO、応援ありがとう」/東京世界陸上
最速女王はジェファーソン・ウッデン!世界歴代4位、大会新の10秒61で初V「TOKYO、応援ありがとう」/東京世界陸上

女子100mを制したジェファーソン・ウッデン(米国)

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目

東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、女子100m決勝はメリッサ・ジェファーソン・ウッデン(米国)が世界歴代4位、大会新の10秒61(+0.3)で個人種目初の金メダルに輝いた。

パリ五輪銅メダリストが、この1年の成長を見せつけた。4レーンから飛び出したジェファーソン・ウッデンは、右隣のパリ五輪女王ジュリアン・アルフレッド(セントルシア)、6レーンのティナ・クレイトン(ジャマイカ)を中盤から圧倒。自己新の10秒76を出したクレイトンに0.15秒もの大差をつける渾身のスプリントを見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

今季は全米選手権で大会前のリストトップとなる10秒65をマーク。グランドスラム3戦、DL2戦をはじめ全勝を誇った。今大会も予選を1着通過すると、決勝の約2時間前に行われた準決勝も終盤に流して10秒73(+0.2)。決勝もその力は揺るがず。これまで4×100mリレーでは2連覇中、パリ五輪と3度のタイトルがあるが、個人では初の金メダルをつかみ取った。

場内インタビューでは「とにかく集中して、ピストルが鳴るのを待った。あとはあっという間だった」と振り返ったジェファーソン・ウッデン。最後に「TOKYO、暖かい応援ありがとう! 日本が本当に大好き!」と語り、大歓声を浴びた。

アルフレッドは10秒84で3位、200mで2連覇中のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が10秒88で4位に続き、前回覇者のシャカリ・リチャードソン(米国)は10秒94で5位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

また、今季限りで現役を退く意向を示しているシェリーアン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が11秒03で6位を占め、その存在を改めて示した。

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、女子100m決勝はメリッサ・ジェファーソン・ウッデン(米国)が世界歴代4位、大会新の10秒61(+0.3)で個人種目初の金メダルに輝いた。 パリ五輪銅メダリストが、この1年の成長を見せつけた。4レーンから飛び出したジェファーソン・ウッデンは、右隣のパリ五輪女王ジュリアン・アルフレッド(セントルシア)、6レーンのティナ・クレイトン(ジャマイカ)を中盤から圧倒。自己新の10秒76を出したクレイトンに0.15秒もの大差をつける渾身のスプリントを見せた。 今季は全米選手権で大会前のリストトップとなる10秒65をマーク。グランドスラム3戦、DL2戦をはじめ全勝を誇った。今大会も予選を1着通過すると、決勝の約2時間前に行われた準決勝も終盤に流して10秒73(+0.2)。決勝もその力は揺るがず。これまで4×100mリレーでは2連覇中、パリ五輪と3度のタイトルがあるが、個人では初の金メダルをつかみ取った。 場内インタビューでは「とにかく集中して、ピストルが鳴るのを待った。あとはあっという間だった」と振り返ったジェファーソン・ウッデン。最後に「TOKYO、暖かい応援ありがとう! 日本が本当に大好き!」と語り、大歓声を浴びた。 アルフレッドは10秒84で3位、200mで2連覇中のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が10秒88で4位に続き、前回覇者のシャカリ・リチャードソン(米国)は10秒94で5位だった。 また、今季限りで現役を退く意向を示しているシェリーアン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が11秒03で6位を占め、その存在を改めて示した。

【動画】女子100m 決勝のレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.15

【テキスト速報】男子マラソン/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 男子マラソン ※タイム、距離地点は速報値 ▼スタート 男子は90人のランナーがエントリー。日本からは吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)、 […]

NEWS 10000m22位の葛西潤 パリ五輪より2つ順位下げるも「舞台楽しめたことは成長」/東京世界陸上

2025.09.14

10000m22位の葛西潤 パリ五輪より2つ順位下げるも「舞台楽しめたことは成長」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000m決勝で葛西潤(旭化成)は29分41秒84で22位だった。 昨年出場したパリ五輪では、入賞ラインが2 […]

NEWS 10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上

2025.09.14

10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションに男子10000mが行われ、日本勢は鈴木芽吹(トヨタ自動車)が29分33秒60の20位だった。 3000m付近では葛西潤(旭 […]

NEWS 走高跳・瀬古優斗が初出場初決勝!緊張、アクシデントも「“母国パワー”もらいました」/東京世界陸上

2025.09.14

走高跳・瀬古優斗が初出場初決勝!緊張、アクシデントも「“母国パワー”もらいました」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳予選で瀬古優斗(FAAS)が2m15を一発で越え、B組3位、全体でも4位で初出場・初決勝を決めた。 8月 […]

NEWS 男子1万mは伏兵グレシエがV 強烈スパートでアフリカ勢退ける大金星!!/東京世界陸上

2025.09.14

男子1万mは伏兵グレシエがV 強烈スパートでアフリカ勢退ける大金星!!/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000mはジミー・グレシエ(フランス)が28分55秒77で優勝を果たした。 レースはスタート直後から勝負を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top