◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目
東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、女子100m決勝はメリッサ・ジェファーソン・ウッデン(米国)が世界歴代4位、大会新の10秒61(+0.3)で個人種目初の金メダルに輝いた。
パリ五輪銅メダリストが、この1年の成長を見せつけた。4レーンから飛び出したジェファーソン・ウッデンは、右隣のパリ五輪女王ジュリアン・アルフレッド(セントルシア)、6レーンのティナ・クレイトン(ジャマイカ)を中盤から圧倒。自己新の10秒76を出したクレイトンに0.15秒もの大差をつける渾身のスプリントを見せた。
今季は全米選手権で大会前のリストトップとなる10秒65をマーク。グランドスラム3戦、DL2戦をはじめ全勝を誇った。今大会も予選を1着通過すると、決勝の約2時間前に行われた準決勝も終盤に流して10秒73(+0.2)。決勝もその力は揺るがず。これまで4×100mリレーでは2連覇中、パリ五輪と3度のタイトルがあるが、個人では初の金メダルをつかみ取った。
場内インタビューでは「とにかく集中して、ピストルが鳴るのを待った。あとはあっという間だった」と振り返ったジェファーソン・ウッデン。最後に「TOKYO、温かい応援ありがとう! 日本が本当に大好き!」と語り、大歓声を浴びた。
アルフレッドは10秒84で3位、200mで2連覇中のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が10秒88で4位に続き、前回覇者のシャキャーリ・リチャードソン(米国)は10秒94で5位だった。
また、今季限りで現役を退く意向を示しているシェリーアン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が11秒03で6位を占め、その存在を改めて示した。
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