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2025.06.21

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大垣尊良が17m92砲丸投大幅大会新 三輪紘大200m21秒21 大森悠斗三段跳15m21で2連覇 女子3000m吉田彩心V/IH北海道
大垣尊良が17m92砲丸投大幅大会新 三輪紘大200m21秒21 大森悠斗三段跳15m21で2連覇 女子3000m吉田彩心V/IH北海道

大垣尊良(25年IH北海道大会)

◇インターハイ北海道地区大会(6月17日~20日/旭川花咲スポーツ公園陸上競技場)最終日

広島インターハイ出場を懸けた北海道地区大会の4日目(最終日)が行われ、男子砲丸投は大垣尊良(厚真2)が、大会新記録の17m92で優勝。円盤投(47m46)と合わせて2年連続2冠を達成した。

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昨年のインターハイで4位の実績を持つ砲丸投は、5月下旬の室蘭支部大会でマークした高校歴代5位、高2歴代2位の18m08(今季高校最高)をマーク。午前に行われた予選の1投目で16m20と、従来の大会記録(15m50)を70cm更新すると、決勝は1投目に17m12を出すと、2投目にはこの日最高の17m92をプットした。また、5投目も17m81と、18m近い投てきを見せている。

このほか、男子200mは100m覇者(10秒57/大会タイ)の三輪紘大(北海道栄3)が再び快走した。準決勝では後輩の谷中零音(2年)が従来の大会記録を0.09秒更新する21秒21(+1.2)をマークしたが、決勝では三輪が同じく21秒21(+1.0)で優勝。2位は迎悠人(武修館3)が21秒28で入り、谷中は21秒48で3位だった。三輪は2走を務めた4×100mリレー(40秒62)と合わせて3冠を獲得している。

北海道栄勢はこのほか、男子4×400mリレーでも10年ぶり大会新の3分13秒34で4年ぶりに優勝し、両リレーを制覇。アンカーの若松寛大(3年)は八種競技(5397点=大会新)と400mハードル(52秒38)と合わせて3種目Vを達成した。

男子三段跳は、24年U18大会3位の大森悠斗(旭川志峯3)が自己ベストの15m21(+1.5)で2連覇。今大会の走幅跳覇者で、三段跳ではU18大会2位の実績を持つ後藤大輔(北海道栄)は15m19(-0.8)で2位だった。

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女子種目のうち、3000mでは吉田彩心(札幌創成3)が大会新の9分23秒47で1位。上位2人が接戦となった200mは、波多野小春(北海3)が24秒51(-1.7)で制し、2位は同タイムながら着差ありで、100mVの山崎心愛(旭川紫峯3)が入った。

三段跳は青木美姫(函館大妻3)が11m83(+1.4)で2位に49cm差をつけて優勝。七種競技は圓山莉菜(立命館慶祥3)が4573点で制している。4×400mRは旭川志峯が3分47秒66で3連覇を遂げた。

学校対抗は、男子が104点を挙げた北海道栄が総合V。女子は最終種目の4×400mリレーで逆転した旭川志峯が92.5で、0.5点差で立命館慶祥を抑えて総合制覇した。

全国インターハイは7月25日から29日に広島・ほっとスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

◇インターハイ北海道地区大会(6月17日~20日/旭川花咲スポーツ公園陸上競技場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北海道地区大会の4日目(最終日)が行われ、男子砲丸投は大垣尊良(厚真2)が、大会新記録の17m92で優勝。円盤投(47m46)と合わせて2年連続2冠を達成した。 昨年のインターハイで4位の実績を持つ砲丸投は、5月下旬の室蘭支部大会でマークした高校歴代5位、高2歴代2位の18m08(今季高校最高)をマーク。午前に行われた予選の1投目で16m20と、従来の大会記録(15m50)を70cm更新すると、決勝は1投目に17m12を出すと、2投目にはこの日最高の17m92をプットした。また、5投目も17m81と、18m近い投てきを見せている。 このほか、男子200mは100m覇者(10秒57/大会タイ)の三輪紘大(北海道栄3)が再び快走した。準決勝では後輩の谷中零音(2年)が従来の大会記録を0.09秒更新する21秒21(+1.2)をマークしたが、決勝では三輪が同じく21秒21(+1.0)で優勝。2位は迎悠人(武修館3)が21秒28で入り、谷中は21秒48で3位だった。三輪は2走を務めた4×100mリレー(40秒62)と合わせて3冠を獲得している。 北海道栄勢はこのほか、男子4×400mリレーでも10年ぶり大会新の3分13秒34で4年ぶりに優勝し、両リレーを制覇。アンカーの若松寛大(3年)は八種競技(5397点=大会新)と400mハードル(52秒38)と合わせて3種目Vを達成した。 男子三段跳は、24年U18大会3位の大森悠斗(旭川志峯3)が自己ベストの15m21(+1.5)で2連覇。今大会の走幅跳覇者で、三段跳ではU18大会2位の実績を持つ後藤大輔(北海道栄)は15m19(-0.8)で2位だった。 女子種目のうち、3000mでは吉田彩心(札幌創成3)が大会新の9分23秒47で1位。上位2人が接戦となった200mは、波多野小春(北海3)が24秒51(-1.7)で制し、2位は同タイムながら着差ありで、100mVの山崎心愛(旭川紫峯3)が入った。 三段跳は青木美姫(函館大妻3)が11m83(+1.4)で2位に49cm差をつけて優勝。七種競技は圓山莉菜(立命館慶祥3)が4573点で制している。4×400mRは旭川志峯が3分47秒66で3連覇を遂げた。 学校対抗は、男子が104点を挙げた北海道栄が総合V。女子は最終種目の4×400mリレーで逆転した旭川志峯が92.5で、0.5点差で立命館慶祥を抑えて総合制覇した。 全国インターハイは7月25日から29日に広島・ほっとスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

インターハイ北海道大会優勝者一覧をチェック!

●男子 100m 三輪紘大(北海道栄3) 10秒57(-0.7)=大会タイ 200m 三輪紘大(北海道栄3) 21秒21(+1.0)=大会新 400m 齋藤実都瑠(小樽桜陽3) 48秒00 800m 山田和生(帯広拍葉2) 1分54秒01 1500m 吉田星(東海大札幌2) 3分45秒21=北海道高校新、大会新 5000m 吉田星(東海大札幌2) 14分00秒70 110mH 日隅陸斗(函館工3) 14秒94(-1.9) 400mH 若松寛大(北海道栄3) 52秒38 3000m障害 嘉藤颯大(北見北斗3) 9分24秒18 5000m競歩 大野楓護(白樺学園3) 23分24秒71 4×100mR 北海道栄 40秒62 4×400mR 北海道栄 3分13秒34=大会新 走高跳 坂本唯斗(立命館慶祥2) 2m00 棒高跳 関谷悠暉(八雲2) 4m50 走幅跳 後藤大輔(北海道栄3) 7m63(+1.8) 三段跳 大森悠斗(旭川志峯3) 15m21(+1.5) 砲丸投 大垣尊良(厚真2) 17m92=大会新 円盤投 大垣尊良(厚真2) 47m46 ハンマー投 上村宗仁朗(武修館3) 55m62 やり投 清水佑真(帯広柏葉3) 60m13 八種競技 若松寛大(北海道栄3) 5397点=大会新 学校対抗 北海道栄 104点 [adinserter block="4"] ●女子 100m 山崎心愛(旭川志峯3) 11秒83(-2.1) 200m 波多野小春(北海3) 24秒51(-1.7) 400m 大島璃海(北海道栄3) 55秒48 800m 木田美緒莉(旭川龍谷3) 2分06秒45=北海道高校新、大会新 1500m 木田美緒莉(旭川龍谷3) 4分22秒42=大会新 3000m 吉田彩心(札幌創成3) 9分23秒47=大会新 100mH 峯岸美來(立命館慶祥2) 13秒96(-0.8) 400mH 岩佐夏葵(立命館慶祥3) 61秒56 5000m競歩 安部栞夏(北見柏陽3) 24分55秒37 4×100mR 立命館慶祥 47秒56 4×400mR 旭川志峯 3分47秒66 走高跳 矢澤礼菜(立命館慶祥2) 1m62 棒高跳 宮本花杏(石狩南3) 3m30 走幅跳 塚越美琶(旭川龍谷2) 5m71(+2.8) 三段跳 青木美姫(函館大妻3) 11m83(+1.4) 砲丸投 田辺采子(北見柏陽2) 11m61 円盤投 落合夢(旭川志峯3) 41m42 ハンマー投 青木菜桜(幕別清陵3) 46m57 やり投 上田志保(帯広三条1) 41m07 七種競技 圓山莉菜(立命館慶祥3) 4573点 学校対抗 旭川志峯 92.5点

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