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2025.06.03

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井手友郎200m21秒02の大会新含む4冠 聖カタリナ女子4×100mR47秒05の県高校新 1年生大西海優3種目V/IH愛媛県大会
井手友郎200m21秒02の大会新含む4冠 聖カタリナ女子4×100mR47秒05の県高校新 1年生大西海優3種目V/IH愛媛県大会

井手友郎(24年U16大会)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

愛媛県大会は5月31日から6月2日までの3日間、愛媛県総合運動公園陸上競技場(ニンジニアスタジアム)で行われ、好条件のなか、男女ともに多くの好記録が誕生した。

男子短距離では、200mで昨年に高1初の20秒台となる20秒96をマークした井手友郎(済美2)が躍動。100mは予選で10秒42(+1.8)と自身の持つ県高校記録に並ぶと、決勝は10秒45(+1.4)で制覇。200mでは21秒02(+0.3)の圧巻の大会新で2連覇を遂げた。済美は井手を2走に配置した4×100mリレーも40秒68の大会新。4×400mリレーでは井手は3走を務め、3分19秒31で優勝に貢献し、短距離4冠を果たした。

男子5000mでは1位の加藤佑樹(今治北3)が14分31秒23、2位の梅木新太(松山商3)も14分34秒62でともに従来の大会記録(14分45秒44)を更新。投てきでは松本佳汰(FC今治明徳3)が砲丸投で13m00、ハンマー投で58m55と2種目Vを達成した。走幅跳では松山北3年生コンビの長井耕太郎(7m07/+1.7)、佐々木景亮(7m02/+1.3)がともに7mジャンプでワン・ツーを飾った。

女子の短距離では、聖カタリナが4×100mリレーを47秒05の愛媛県高校新記録で1位。100mは河野由奈(済美3)が11秒90(+2.1)で、200mは北浦茉奈(宇和島東1)が24秒48(+0.6)でそれぞれ制している。

中長距離では井門萌(聖カタリナ2)が1500m4分25秒97、3000m9分45秒28で2種目Vを果たした。

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跳躍では上田伊織(松山工3)が走高跳で大会新記録となる1m70を1回で成功してV。2023年U16大会女子棒高跳5位の片山実紅(済美1)は棒高跳で大会記録を2cm更新する3m52を2回目で成功させて優勝した。

また、昨年の全中走幅跳3位、U16大会三段跳覇者の実績を持つ大西海優(新居浜東1)が走幅跳で5m72(+0.1)、三段跳でも12m24(+1.2)でルーキー優勝を達成。さらに3走を務めた4×400mリレーも3分55秒21で新居浜東の優勝に貢献し、3冠を達成した。大西は5月上旬に高1歴代3位の12m29をマークしている。

学校対抗で男子総合はトラック、フィールド種目で幅広く得点した松山北が122点で制覇。女子総合はフィールド種目で得点を重ねた新居浜東が118点で、2位の済美を5.5点差で振り切って優勝した。

四国大会は6月14日から4日間、県大会と同じく愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 愛媛県大会は5月31日から6月2日までの3日間、愛媛県総合運動公園陸上競技場(ニンジニアスタジアム)で行われ、好条件のなか、男女ともに多くの好記録が誕生した。 男子短距離では、200mで昨年に高1初の20秒台となる20秒96をマークした井手友郎(済美2)が躍動。100mは予選で10秒42(+1.8)と自身の持つ県高校記録に並ぶと、決勝は10秒45(+1.4)で制覇。200mでは21秒02(+0.3)の圧巻の大会新で2連覇を遂げた。済美は井手を2走に配置した4×100mリレーも40秒68の大会新。4×400mリレーでは井手は3走を務め、3分19秒31で優勝に貢献し、短距離4冠を果たした。 男子5000mでは1位の加藤佑樹(今治北3)が14分31秒23、2位の梅木新太(松山商3)も14分34秒62でともに従来の大会記録(14分45秒44)を更新。投てきでは松本佳汰(FC今治明徳3)が砲丸投で13m00、ハンマー投で58m55と2種目Vを達成した。走幅跳では松山北3年生コンビの長井耕太郎(7m07/+1.7)、佐々木景亮(7m02/+1.3)がともに7mジャンプでワン・ツーを飾った。 女子の短距離では、聖カタリナが4×100mリレーを47秒05の愛媛県高校新記録で1位。100mは河野由奈(済美3)が11秒90(+2.1)で、200mは北浦茉奈(宇和島東1)が24秒48(+0.6)でそれぞれ制している。 中長距離では井門萌(聖カタリナ2)が1500m4分25秒97、3000m9分45秒28で2種目Vを果たした。 跳躍では上田伊織(松山工3)が走高跳で大会新記録となる1m70を1回で成功してV。2023年U16大会女子棒高跳5位の片山実紅(済美1)は棒高跳で大会記録を2cm更新する3m52を2回目で成功させて優勝した。 また、昨年の全中走幅跳3位、U16大会三段跳覇者の実績を持つ大西海優(新居浜東1)が走幅跳で5m72(+0.1)、三段跳でも12m24(+1.2)でルーキー優勝を達成。さらに3走を務めた4×400mリレーも3分55秒21で新居浜東の優勝に貢献し、3冠を達成した。大西は5月上旬に高1歴代3位の12m29をマークしている。 学校対抗で男子総合はトラック、フィールド種目で幅広く得点した松山北が122点で制覇。女子総合はフィールド種目で得点を重ねた新居浜東が118点で、2位の済美を5.5点差で振り切って優勝した。 四国大会は6月14日から4日間、県大会と同じく愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われる。

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