◇日本学生個人選手権(4月24日~26日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)2日目
日本学生個人選手権が行われ、女子100mは藏重みう(甲南大)が11秒75(-1.8)で競り勝った。0.01秒差で永石小雪(立命大)が2位に続いた。
スタートから先行した藏重が、僅差で1年時の日本インカレ以来となる学生タイトルを手にした。
「スタートして周りがいないので、少しびっくりしました」と驚きつつも、ライバルたちが迫る後半にかけて「少し硬くはなってしまいましたが、意地で勝ち切れたと思っています」。永石に詰め寄られたが、そのまま逃げ切った。
これまでは「10mでどうしても前に出たいというこだわり」から力みにつながっていたという。多くのレースを経験し、「こだわり過ぎなくてもいいと思えたところが、今のほどよいリラックスにつながっています」と、力感のあるスタートにつながっている。
指導を受ける伊東浩司顧問を通じて、日本歴代11位の11秒42を持つ北翔大の北風沙織監督と大会期間中に話す機会があった。「前半に特化した選手でも11秒4台を出せるということで、すごく自信をいただきました」と笑顔で話した。
昨年は思うような結果が残せず、「先行きが見えなくて、号泣してしまっていました。その時の自分を今だったら慰めてあげられるので、本当に良い結果だったと思います」。柔らかい表情で取材エリアを後にした。
0.01秒差で届かなかった永石は「勝負の時に持ち味を出し切れないのが課題です。落ち着いてはいましたが、やっぱり0.01秒かないませんでした」と冷静に話していた。
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