2025.06.03

「誰1人欠けてもこのチームはできなかったと思う」(髙橋昌彦監督)
日本郵政グループ女子陸上部の創部10周年記念となった書籍『つなぐプライド』がこのほど発行された。
2014年に発足した同部は、創部3年目に早くも全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)に初優勝し、10年連続出場となった2024年の大会で4度目の制覇。また、日本代表選手を相次いで輩出し、実業団陸上界の代表的なチームと言える。
他に例を見ないサクセスストーリーはどのように成し遂げられ、その裏側にはどんな苦労があったのか。チームビルディング、人材の活かし方、スポーツが企業にもたらした好影響、スポーツを通じた社会貢献活動についても記述。陸上ファン、スポーツファンのみならず、多くの方が興味を抱きそうな一冊となっている。
髙橋昌彦監督は、「創部3年目、2度目のクイーンズ駅伝挑戦で初優勝して大会の歴史を変えた活躍に、一部のメディアから“奇跡のチーム”と評されたことを今でもはっきり覚えている。創部から10年あまり、これまで関わってきた選手やスタッフたちの『最高のチームを作りたい』という熱い想いが“奇跡のチーム”を作り上げてきたもので、きっと誰1人欠けてもこのチームはできなかったと思う」と感慨深げ。
誰からも愛されるチームに!!
一期生として入社し、クイーンズ駅伝には10年連続で出走、五輪と世界選手権にいずれも2度ずつ出場しているチームの大黒柱・鈴木亜由子は、「あまり先を見据えずに1年1年がんばってきましたが、チームの10年余の歴史がこのように本となったのはとてもうれしい。社員や地域の方々ともこれまで以上に交流を深め、『誰からも愛されるチーム』になっていってほしい」と話している。
書籍『つなぐプライド』は、四六判、カバー装、288ページ(カラー口絵8ページ、本文280ページ)で、税込み1980円(別途400円の送料がかかる)。郵便局のネットショップで第一次受注受付(6月30日まで)をしている。

自らの写真が表紙になったことを喜ぶ鈴木亜由子(右)と太田琴菜
「誰1人欠けてもこのチームはできなかったと思う」(髙橋昌彦監督)
日本郵政グループ女子陸上部の創部10周年記念となった書籍『つなぐプライド』がこのほど発行された。 2014年に発足した同部は、創部3年目に早くも全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)に初優勝し、10年連続出場となった2024年の大会で4度目の制覇。また、日本代表選手を相次いで輩出し、実業団陸上界の代表的なチームと言える。 他に例を見ないサクセスストーリーはどのように成し遂げられ、その裏側にはどんな苦労があったのか。チームビルディング、人材の活かし方、スポーツが企業にもたらした好影響、スポーツを通じた社会貢献活動についても記述。陸上ファン、スポーツファンのみならず、多くの方が興味を抱きそうな一冊となっている。 髙橋昌彦監督は、「創部3年目、2度目のクイーンズ駅伝挑戦で初優勝して大会の歴史を変えた活躍に、一部のメディアから“奇跡のチーム”と評されたことを今でもはっきり覚えている。創部から10年あまり、これまで関わってきた選手やスタッフたちの『最高のチームを作りたい』という熱い想いが“奇跡のチーム”を作り上げてきたもので、きっと誰1人欠けてもこのチームはできなかったと思う」と感慨深げ。誰からも愛されるチームに!!
一期生として入社し、クイーンズ駅伝には10年連続で出走、五輪と世界選手権にいずれも2度ずつ出場しているチームの大黒柱・鈴木亜由子は、「あまり先を見据えずに1年1年がんばってきましたが、チームの10年余の歴史がこのように本となったのはとてもうれしい。社員や地域の方々ともこれまで以上に交流を深め、『誰からも愛されるチーム』になっていってほしい」と話している。 書籍『つなぐプライド』は、四六判、カバー装、288ページ(カラー口絵8ページ、本文280ページ)で、税込み1980円(別途400円の送料がかかる)。郵便局のネットショップで第一次受注受付(6月30日まで)をしている。 [caption id="attachment_172379" align="alignnone" width="800"]
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