2025.02.21
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園)の前日会見が2月21日に行われた。
男子10kmに出場するパリ五輪3000m障害8位入賞の三浦龍司(SUBARU)は、「目標は優勝をめざして頑張っていきたい」と4年ぶり2回目のクロカン優勝に向けて力強く宣言した。
三浦は元日のニューイヤー駅伝では1区(12.3km)を走り、34分31秒の区間3位と好走。その後は休養を挟みんで1月下旬から練習を再開し、沖縄などでじっくりとトレーニングを重ねてきた。個人では25年最初のレースとなり、「状態を確認しながら、2025年の良いスタートを切りたい」という。
クロスカントリーと3000m障害とのつながりについての質問には「クロカンはスタミナでも脚作りでも3000m障害につながることから重要視しています。福岡のコースは1周2kmの中に大きな坂や細かな起伏に特色があり、脚力が要るような場面があって、走りの動きが変わる3000m障害にも似ている。このコースを走破して最後まで勝負していくなかで、3000m障害につなげていきたい」と話した。
今大会の日本選手権は来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の選考会を兼ねて開催。「今まで世界クロカンに出場したことがないので、可能であれば視野に入れていきたい」と出場への意欲を見せた。
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