HOME 高校

2025.01.13

久保凛 今季は1分58秒!「東京世界陸上に絶対出場したいという気持ち」で参加標準突破目指す
久保凛 今季は1分58秒!「東京世界陸上に絶対出場したいという気持ち」で参加標準突破目指す

久保凛’(右)とドルーリー朱瑛里

U20世代トップクラスの選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が1月13日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開された。

女子800mの日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2)も参加。昨年は日本女子初の800m2分切りに加え、日本選手権優勝やインターハイ2連覇、U20世界選手権6位など実績を重ねた。

広告の下にコンテンツが続きます

冬の駅伝では距離を延ばし、大阪府大会と近畿大会は1区6kmに出場年末の全国高校駅伝では2区(4.0975km)で区間賞に輝いた。「距離は長いですが、800mに生かすためにも取り組んできました」。

年末年始は和歌山にある母方の祖母に会うなどしてリフレッシュ。明けて2025年の目標について「東京世界陸上に絶対出場したいという気持ちを持って取り組みたい。参加標準記録(1分59秒00)をちゃんと切って1分58秒台を狙いたいです」と語った。

そのためには、「1周目を速く入ってもリラックスして2周目はどこまで落とさないかが必要」と久保。そのために1周目となる最初の400mを「57秒台で入りたい」と明かした。駅伝練習を通じて持久力を高めており、あとは「スピードを戻していきたいです」と力を込める。

合宿初日は参加者全体でミニハードルを使ったメニューやハードルドリルなど、短距離系のメニューを行い、「いつもの練習では行わない内容だったので、これからにしっかりつなげられることができたと思います」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます

日本陸連ダイヤモンドアスリートNextageのドルーリー朱瑛里(津山高2岡山)も参加しており、同学年の2人は時折、顔を見合わせ、笑顔でトレーニングをこなしていた。

「全国から同世代の選手が集まって刺激になります。中長距離だけじゃなくて、他種目の選手たちとも一緒に練習できる貴重な機会」(久保)というこの合宿。16日までの4日間で得た知識、経験、同世代との絆をさらなる飛躍につなげるつもりだ。

U20世代トップクラスの選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が1月13日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開された。 女子800mの日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2)も参加。昨年は日本女子初の800m2分切りに加え、日本選手権優勝やインターハイ2連覇、U20世界選手権6位など実績を重ねた。 冬の駅伝では距離を延ばし、大阪府大会と近畿大会は1区6kmに出場年末の全国高校駅伝では2区(4.0975km)で区間賞に輝いた。「距離は長いですが、800mに生かすためにも取り組んできました」。 年末年始は和歌山にある母方の祖母に会うなどしてリフレッシュ。明けて2025年の目標について「東京世界陸上に絶対出場したいという気持ちを持って取り組みたい。参加標準記録(1分59秒00)をちゃんと切って1分58秒台を狙いたいです」と語った。 そのためには、「1周目を速く入ってもリラックスして2周目はどこまで落とさないかが必要」と久保。そのために1周目となる最初の400mを「57秒台で入りたい」と明かした。駅伝練習を通じて持久力を高めており、あとは「スピードを戻していきたいです」と力を込める。 合宿初日は参加者全体でミニハードルを使ったメニューやハードルドリルなど、短距離系のメニューを行い、「いつもの練習では行わない内容だったので、これからにしっかりつなげられることができたと思います」と話した。 日本陸連ダイヤモンドアスリートNextageのドルーリー朱瑛里(津山高2岡山)も参加しており、同学年の2人は時折、顔を見合わせ、笑顔でトレーニングをこなしていた。 「全国から同世代の選手が集まって刺激になります。中長距離だけじゃなくて、他種目の選手たちとも一緒に練習できる貴重な機会」(久保)というこの合宿。16日までの4日間で得た知識、経験、同世代との絆をさらなる飛躍につなげるつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価

愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]

NEWS 砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

2025.06.16

砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、男 […]

NEWS 古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top