HOME 国内

2024.01.26

悲願の五輪へ!松田瑞生「国内最高記録を上回ることが最低ライン」一歩届かなかった4年前の雪辱誓う/大阪国際女子マラソン前々日会見
悲願の五輪へ!松田瑞生「国内最高記録を上回ることが最低ライン」一歩届かなかった4年前の雪辱誓う/大阪国際女子マラソン前々日会見

23年世界選手権女子マラソンで13位の松田瑞生(ダイハツ)

1月28日に行われる第43回大阪国際女子マラソンの前々日会見が行われ、招待選手たちが本番への抱負を語った。

松田瑞生(ダイハツ)は「コンディションはとてもいいです」ときっぱり。そして、「ゴールした時に、いつも支えてくれている仲間が喜んでいる姿を見るのが今の目標です」とまっすぐ前を見つめた。

昨年8月のブダペスト世界陸上では、ケガを抱えながら日本勢トップの13位と熱走した。

広告の下にコンテンツが続きます

その後は、10月15日のパリ五輪代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は回避したものの、11月のクイーンズ駅伝では5区(10.0km)を務めて区間3位タイ。ケガからの復帰の過程で、臀部の使い方を意識したトレーニングを取り入れ、新たな感覚が出てきたという。

「これまで3回優勝させていただいているのでイメージ的にもいい」こと、「大阪生まれ、大阪育ち。そこから世界に羽ばたくといってきたので、その気持ちが強い」などから、この大会への出場を決めた。

東京五輪代表の最後の1枠を決める4年前のこの大会では、MGCファイナルチャレンジ設定記録(当時2時間22分22秒)を突破する2時間21分47秒をマーク。五輪代表入りに王手をかけたが、最後の名古屋ウィメンズで一山麻緒(ワコール/現・資生堂)がそれを上回る2時間20分29秒(女子単独レースアジア記録、国内日本最高)を出して、五輪代表候補選手どまりだった。その悔しさは、今も忘れていない。「4年前に(五輪代表に)手がかかった瞬間に落ちたので、そのリベンジができれば」。

「がんばらないことをがんばる」ことをテーマに、準備を進めてきた。これまで、ハードなトレーニングを土台に力をつけてきたが、走行距離を抑えたり、休養をしっかりと取ったりするなど、新たな取り組みをして臨む。「自分自身、これがどういった結果につながるか楽しみ」と語る表情に、その手応えが浮かぶ。

MGCファイナルチャレンジ設定記録(2時間21分41秒)を上回ることは当然のこと、4年前と同じことを繰り返さないために、ターゲットは「(一山の)国内最高記録を上回ることが最低ライン」と語った松田。地元で、悲願の五輪をつかみに行く。

大会は1月28日、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着とした42.195kmのコースで、パリ五輪マラソン代表の3枠目を懸けたMGCファイナルチャレンジの女子1戦目を兼ねて行われる。

パリ五輪マラソン代表の女子は、MGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)と2位の一山麻緒(資生堂)が内定済み。残り1枠はMGC3位の細田あい(エディオン)と、ファイナルチャレンジ1戦目の大阪国際、2戦目の名古屋ウィメンズ(3月10日)のレース結果から選出。大阪、名古屋の2レースでファイナルチャレンジ設定記録「2時間21分41秒」を突破した選手がいた場合、その中で最も速かった選手が代表に内定する。記録突破者がいない場合は細田が代表をつかむ。

スタートは12時15分。カンテレ・フジテレビ系で12時から全国ネット生中継される。TVerのライブ配信も予定されている。

1月28日に行われる第43回大阪国際女子マラソンの前々日会見が行われ、招待選手たちが本番への抱負を語った。 松田瑞生(ダイハツ)は「コンディションはとてもいいです」ときっぱり。そして、「ゴールした時に、いつも支えてくれている仲間が喜んでいる姿を見るのが今の目標です」とまっすぐ前を見つめた。 昨年8月のブダペスト世界陸上では、ケガを抱えながら日本勢トップの13位と熱走した。 その後は、10月15日のパリ五輪代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は回避したものの、11月のクイーンズ駅伝では5区(10.0km)を務めて区間3位タイ。ケガからの復帰の過程で、臀部の使い方を意識したトレーニングを取り入れ、新たな感覚が出てきたという。 「これまで3回優勝させていただいているのでイメージ的にもいい」こと、「大阪生まれ、大阪育ち。そこから世界に羽ばたくといってきたので、その気持ちが強い」などから、この大会への出場を決めた。 東京五輪代表の最後の1枠を決める4年前のこの大会では、MGCファイナルチャレンジ設定記録(当時2時間22分22秒)を突破する2時間21分47秒をマーク。五輪代表入りに王手をかけたが、最後の名古屋ウィメンズで一山麻緒(ワコール/現・資生堂)がそれを上回る2時間20分29秒(女子単独レースアジア記録、国内日本最高)を出して、五輪代表候補選手どまりだった。その悔しさは、今も忘れていない。「4年前に(五輪代表に)手がかかった瞬間に落ちたので、そのリベンジができれば」。 「がんばらないことをがんばる」ことをテーマに、準備を進めてきた。これまで、ハードなトレーニングを土台に力をつけてきたが、走行距離を抑えたり、休養をしっかりと取ったりするなど、新たな取り組みをして臨む。「自分自身、これがどういった結果につながるか楽しみ」と語る表情に、その手応えが浮かぶ。 MGCファイナルチャレンジ設定記録(2時間21分41秒)を上回ることは当然のこと、4年前と同じことを繰り返さないために、ターゲットは「(一山の)国内最高記録を上回ることが最低ライン」と語った松田。地元で、悲願の五輪をつかみに行く。 大会は1月28日、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着とした42.195kmのコースで、パリ五輪マラソン代表の3枠目を懸けたMGCファイナルチャレンジの女子1戦目を兼ねて行われる。 パリ五輪マラソン代表の女子は、MGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)と2位の一山麻緒(資生堂)が内定済み。残り1枠はMGC3位の細田あい(エディオン)と、ファイナルチャレンジ1戦目の大阪国際、2戦目の名古屋ウィメンズ(3月10日)のレース結果から選出。大阪、名古屋の2レースでファイナルチャレンジ設定記録「2時間21分41秒」を突破した選手がいた場合、その中で最も速かった選手が代表に内定する。記録突破者がいない場合は細田が代表をつかむ。 スタートは12時15分。カンテレ・フジテレビ系で12時から全国ネット生中継される。TVerのライブ配信も予定されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.29

東京世界陸上35km競歩銅メダル・勝木隼人は優秀選手賞 「来年はアジア大会で活躍したい」/陸連アワード

◇日本陸連アスレティックス・アワード2025(11月29日/東京・国立競技場) 日本陸連の年間表彰式となるアスレティックス・アワードが、陸連100周年記念イベントとともに初めて国立競技場で行われた。 9月の東京世界選手権 […]

NEWS 優秀選手賞の山西利和 「来シーズンは試行錯誤」 世界競歩チーム選手権がターゲット/陸連アワード

2025.11.29

優秀選手賞の山西利和 「来シーズンは試行錯誤」 世界競歩チーム選手権がターゲット/陸連アワード

◇日本陸連アスレティックス・アワード2025(11月29日/東京・国立競技場) 日本陸連の年間表彰式となるアスレティックス・アワードが、陸連100周年記念イベントとともに初めて国立競技場で行われた。 男子20km競歩で世 […]

NEWS 年間MVP選出の藤井菜々子「メダルを取った実感が湧いた」 ハーフ対応へ「特に練習は変えない」/陸連アワード

2025.11.29

年間MVP選出の藤井菜々子「メダルを取った実感が湧いた」 ハーフ対応へ「特に練習は変えない」/陸連アワード

◇日本陸連アスレティックス・アワード2025(11月29日/東京・国立競技場) 日本陸連の年間表彰式となるアスレティックス・アワードが、陸連100周年記念イベントとともに初めて国立競技場で行われた。 9月の東京世界選手権 […]

NEWS 2年連続優秀選手賞の村竹ラシッド 来季は世界陸上アルティメット選手権で「あわよくば優勝まで」/陸連アワード

2025.11.29

2年連続優秀選手賞の村竹ラシッド 来季は世界陸上アルティメット選手権で「あわよくば優勝まで」/陸連アワード

◇日本陸連アスレティックス・アワード2025(11月29日/東京・国立競技場) 日本陸連の年間表彰式となるアスレティックス・アワードが、陸連100周年記念イベントとともに初めて国立競技場で行われた。 東京世界選手権男子1 […]

NEWS 女子新人賞の坂ちはる 「日本選手権連覇、アジア大会出場を目指していく」/陸連アワード

2025.11.29

女子新人賞の坂ちはる 「日本選手権連覇、アジア大会出場を目指していく」/陸連アワード

日本陸連の年間表彰式となるアスレティックス・アワードが、陸連100周年記念イベントとともに初めて国立競技場で行われた。 7月の日本選手権女子砲丸投で初優勝を飾った坂ちはる(大体大)が、日本陸連選出の新人賞を獲得。「この賞 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top