◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)2日目
ブダペスト世界陸上2日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子100mでサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が10秒04(±0)で6位に入った。
昨年に続く2度目の100mファイナルの舞台。準決勝を9秒97の自己タイで通過したサニブラウンは、「昨年と違って冷静に」レースへ臨むことができていたと話す。
準決勝でのライバルたちの走りを見れば、メダル獲得にも期待が膨らんだ。
8レーンに入ったサニブラウンだが、重要なスタートではわずかに出遅れてしまったことが響いた。リアクションタイムは0.177秒。8人中7番目の反応で、加速局面でリードするはずが、逆に追いかけるかたちとなった。
「他の選手はここ(決勝)でもう1段階ギアを上げてくる。今年も身に染みて感じました」と言うように、メダルを獲得したノア・ライルズ(米国)、レツィレ・テボゴ(ボツワナ)、ツァーネル・ヒューズ(英国)の3人はいずれも準決勝よりタイムを縮めている。
一方のサニブラウンは10秒04。中盤でも本来のノビが見られず、レース後は唇を噛んだ。
それでも、これで2大会連続で世界のファイナリスト。順位では“暁の超特急”と呼ばれた吉岡隆徳による1932年ロサンゼルス五輪での成績に肩を並べた。
準決勝のタイムで来年のパリ五輪の標準記録を突破。リベンジの舞台はすぐにやってくる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会