HOME 世界陸上、海外

2023.08.08

米国が世界陸上代表発表!カーリー、ライルズ、クルーザー、ホロウェイ、マクローリンらオースター!!ノーマン400mで代表
米国が世界陸上代表発表!カーリー、ライルズ、クルーザー、ホロウェイ、マクローリンらオースター!!ノーマン400mで代表

オレゴン世界陸上200mトップ3位のライルズ、ナイトン、ベドナレク

米国陸連が8月19日に開幕するブダペスト世界選手権の米国代表選手を発表した。

前回の地元・オレゴン大会では金13個を含む33個のメダルを獲得。ブダペスト世界選手権代表は総勢139人で、うち82人がオレゴン大会に続いて代表入り。45人が初代表となった。

錚々たる顔ぶれはさすが『陸上大国』。200mで世界選手権連覇中のノア・ライルズは100mでも代表入り。100mは前回王者のフレッド・カーリー、19年王者のクリスチャン・コールマン、そして全米Vのクラボント・チャールストンはケガの報道もあったが代表入りしている。

広告の下にコンテンツが続きます

それぞれベストは、カーリー9秒76、ライルズ9秒86、コールマン9秒76、チャールストン9秒90。ケガなど少しでもアクシデントがあったことで、前回2、3位のマーヴィン・ブレイシーやトレイヴォン・ブロメルが代表入りできなかった。

ライルズは15年北京以来の2冠、そして200m史上2人目の3連覇が懸かる。その2つはいずれもウサイン・ボルト(ジャマイカ、※200m4連覇)が達成したもの。

200mはライルズの他に、前回2位のケニー・ベドナレク、前回3位で全米Vのエリヨン・ナイトン、とメダル独占メンバーに、コートニー・リンジーの4人。ナイトンはチーム最年少の19歳だ。100mで代表入りを逃したマイケル・ノーマンは前回覇者として出場権を持つ400mにエントリーした。

広告の下にコンテンツが続きます

男子110mハードルは世界選手権連覇のグラント・ホロウェイら4人。ホロウェイはあと0.01秒に迫る世界記録(12秒80)を超える人類初の12秒7台を狙う。400mハードルは前回2、3位のライ・ベンジャミン、トレヴァー・バシットも順当に代表権を得た。

東京五輪に走高跳と走幅跳に出場したジョブーン・ハリソンは走高跳で出場。今季世界リスト2位タイの2m35を跳んでいる。棒高跳は前回2のクリス・ニルセンが代表入り。今季世界歴代3位の6m07を跳んでいたKC.ライトフットは全米4位となり代表を逃している。

史上最高レベルに到達している男子砲丸投は、その中心でもある世界記録(23m56)保持者ライアン・クルーザー、同2位の23m23がベストのジョー・コヴァクスという前回1、2位が代表入り。

女子100mと200mにシャカリ・リチャードソンが代表入り。ついに世界デビューを果たす。東京五輪は直前にドーピング検査で大麻の成分が検出されて出場ならず。昨年も調子が上がらなかった。今季は100m10秒71、200m21秒94をマークしている。

女子800mで前回覇者のアシング・ムーはケガにより欠場の可能性も示唆しているが、現段階では代表に名を連ねている。女子400mハードルで世界記録を持つシドニー・マクローリン・レヴロンは400mに専念。今季世界リストトップの48秒74をマークしている。

100mハードルは今季世界リストトップの12秒30をマークしているニア・アリ、前世界記録保持者のケンドラ・ハリソン、12秒36を持つマサイ・ラッセルが代表入り。女子棒高跳は前回1、2位のケイティ・ムーン(旧姓・ナジョット)、サンディ・モリスが出場する。

女子砲丸投は前回金のチェイス・イーリー、今季20m45を投げているマギー・イーウェン、同ハンマー投も前回覇者のブルーク・アンダーソンらが代表に入った。女子七種競技は世界歴代5位の6988点をマークしているアナ・ホールが初の世界一に挑む。

ブダペスト世界選手権は8月19日から27日の日程で行われる。

米国陸連が8月19日に開幕するブダペスト世界選手権の米国代表選手を発表した。 前回の地元・オレゴン大会では金13個を含む33個のメダルを獲得。ブダペスト世界選手権代表は総勢139人で、うち82人がオレゴン大会に続いて代表入り。45人が初代表となった。 錚々たる顔ぶれはさすが『陸上大国』。200mで世界選手権連覇中のノア・ライルズは100mでも代表入り。100mは前回王者のフレッド・カーリー、19年王者のクリスチャン・コールマン、そして全米Vのクラボント・チャールストンはケガの報道もあったが代表入りしている。 それぞれベストは、カーリー9秒76、ライルズ9秒86、コールマン9秒76、チャールストン9秒90。ケガなど少しでもアクシデントがあったことで、前回2、3位のマーヴィン・ブレイシーやトレイヴォン・ブロメルが代表入りできなかった。 ライルズは15年北京以来の2冠、そして200m史上2人目の3連覇が懸かる。その2つはいずれもウサイン・ボルト(ジャマイカ、※200m4連覇)が達成したもの。 200mはライルズの他に、前回2位のケニー・ベドナレク、前回3位で全米Vのエリヨン・ナイトン、とメダル独占メンバーに、コートニー・リンジーの4人。ナイトンはチーム最年少の19歳だ。100mで代表入りを逃したマイケル・ノーマンは前回覇者として出場権を持つ400mにエントリーした。 男子110mハードルは世界選手権連覇のグラント・ホロウェイら4人。ホロウェイはあと0.01秒に迫る世界記録(12秒80)を超える人類初の12秒7台を狙う。400mハードルは前回2、3位のライ・ベンジャミン、トレヴァー・バシットも順当に代表権を得た。 東京五輪に走高跳と走幅跳に出場したジョブーン・ハリソンは走高跳で出場。今季世界リスト2位タイの2m35を跳んでいる。棒高跳は前回2のクリス・ニルセンが代表入り。今季世界歴代3位の6m07を跳んでいたKC.ライトフットは全米4位となり代表を逃している。 史上最高レベルに到達している男子砲丸投は、その中心でもある世界記録(23m56)保持者ライアン・クルーザー、同2位の23m23がベストのジョー・コヴァクスという前回1、2位が代表入り。 女子100mと200mにシャカリ・リチャードソンが代表入り。ついに世界デビューを果たす。東京五輪は直前にドーピング検査で大麻の成分が検出されて出場ならず。昨年も調子が上がらなかった。今季は100m10秒71、200m21秒94をマークしている。 女子800mで前回覇者のアシング・ムーはケガにより欠場の可能性も示唆しているが、現段階では代表に名を連ねている。女子400mハードルで世界記録を持つシドニー・マクローリン・レヴロンは400mに専念。今季世界リストトップの48秒74をマークしている。 100mハードルは今季世界リストトップの12秒30をマークしているニア・アリ、前世界記録保持者のケンドラ・ハリソン、12秒36を持つマサイ・ラッセルが代表入り。女子棒高跳は前回1、2位のケイティ・ムーン(旧姓・ナジョット)、サンディ・モリスが出場する。 女子砲丸投は前回金のチェイス・イーリー、今季20m45を投げているマギー・イーウェン、同ハンマー投も前回覇者のブルーク・アンダーソンらが代表に入った。女子七種競技は世界歴代5位の6988点をマークしているアナ・ホールが初の世界一に挑む。 ブダペスト世界選手権は8月19日から27日の日程で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.17

後藤大樹が300mH再びU18日本新の35秒44! 中盤にアクシデント「34秒台を目標にしていた」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)1日目 U18・U16大会の第1日目が行われ、男子300mハードル決勝は後藤大樹(洛南高1京都)が35秒44で優勝し、予選で […]

NEWS 日本陸連キャリア支援プログラムの第6期受講生が決定 佐々木哲、大西勧也ら9名

2025.10.17

日本陸連キャリア支援プログラムの第6期受講生が決定 佐々木哲、大西勧也ら9名

日本陸連は10月17日、主に大学アスリートを対象としたキャリアサポート支援の「ライフスキルトレーニングプログラム」の第6期受講生を発表した。 今回決まった受講生は9名。男子3000m障害で今年のアジア選手権4位に入賞した […]

NEWS ヴィンセント、池田耀平が故障のため欠場 近藤、飯田、森井らも調整不良のためキャンセル/東京レガシーハーフ

2025.10.17

ヴィンセント、池田耀平が故障のため欠場 近藤、飯田、森井らも調整不良のためキャンセル/東京レガシーハーフ

10月19日に行われる東京レガシーハーフマラソンの主催者は10月17日、招待選手の男子でイェゴン・ヴィンセント(Honda)、池田耀平(Kao)が欠場することを発表した。いずれも故障が理由という。 このほか、エリート男子 […]

NEWS 大迫傑が中国メーカー「LI-NING」所属で東京レガシーハーフ出場へ キャリアの新たな一歩へ

2025.10.17

大迫傑が中国メーカー「LI-NING」所属で東京レガシーハーフ出場へ キャリアの新たな一歩へ

10月19日に行われる東京レガシーハーフマラソンの主催者は、大迫傑の所属が東京陸協から「LI-NING(李寧/リーニン)」に変更することを発表した。 LI-NINGは中国のシューズメーカー。中国国内ではナイキ、アディダス […]

NEWS ニューバランスから駅伝・マラソン限定コレクション「NB Riswing Pack」が発売!

2025.10.17

ニューバランスから駅伝・マラソン限定コレクション「NB Riswing Pack」が発売!

ニューバランスジャパンは、駅伝・マラソンシーズンに向けた2025年限定コレクション「NB Riswing Pack(ライジングパック)」より、フルマラソンで勝利を目指すアスリート、常に記録に挑み続けるエリートランナーを後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top