2026.04.22
“学生ナンバーワン”を決める日本学生個人選手権は4月24日~26日、神奈川・レモンガススタジアム平塚(ハンマー投のみ東海大)で行われる。学生たちの春先の重要な一戦をエントリーを中心に注目選手を紹介していく。
大会は名古屋アジア大会の代表選考要項にかかる参考競技会に該当。参考競技会で派遣設定記録を突破し、日本選手権で優勝すれば代表に内定する。男女ともに昨年のワールドユニバーシティゲームズ(ユニバ)代表や、日本インカレの上位選手、好記録を持つルーキーらが中心となりそうだ。
男子100mはユニバ6位で10秒16を持つ大石凌功(東洋大)が実績でもややリードか。昨年の国民スポーツ大会で2年ぶりに10秒17の自己新をマークしている黒木海翔(中大)、2年前のインターハイ覇者・西岡尚輝(筑波大)ら10秒1台を持つ2人も有力だが、混戦が予想される。
男子200mには植松康太(中大)、男子400mには平川慧(東洋大)、男子800mには岡村颯太(鹿屋体大)といったユニバ代表がエントリー。各地区インカレ優勝選手や、日本インカレの上位選手がどこまで迫ることができるか。
混戦となりそうなのが、男子400mハードル。持ち記録では前回5位の菅野航平(筑波大)が49秒68でトップだが、同6位の栁田聖人(東洋大)、昨年の日本インカレ6位の田原佳悟(立命大)ら5人が49秒台を持つ。競り合いの中で49秒台前半を狙っていけるか。
10000m競歩も学生トップ選手が顔をそろえている。前回2位の吉迫大成(東学大)はユニバで20kmで団体優勝を飾り、3月の日本学生選手権ハーフマラソンでも3位に入るなど実績十分。前回大会や日本インカレ覇者の逢坂草太朗(東洋大)とともに昨年に続く激戦の予感。そこに5000m競歩で日本記録を樹立したばかりの金子陸(国士大)がが絡んでくる展開となりそうだ。
男子走高跳は2年連続で日本インカレとの2冠を飾り、昨年の世界室内選手権とユニバで代表入りした原口颯太(順大)が今回も優勝候補筆頭。同じくユニバ代表の山中駿(京大)、前回3位で大学2年目を迎える高校記録(2m25)保持者の中谷魁聖(東海大)らが追いかける展開か。男子棒高跳は学生歴代6位の5m57を持つ原口篤志(大経大)が連覇に近い存在だ。
男子砲丸投では学生歴代2位の18m56を持つアツオビン・ジェイソン(福岡大)、昨年の日本インカレでそのアツオビンを抑えた山田暉斗(法大)が再び激突。男子やり投では前回大会と日本インカレ優勝で、学生歴代3位の81m23を持つ鈴木凜(九州共立大)がどこまで記録を延ばしてくるかも注目だ。
女子100mでは昨年のアジア選手権4位の山形愛羽(福岡大)が軸となりそうだが、昨年の日本インカレ2位の小針陽葉(駿河台大)、昨年の高校ランキング上位を占めた松本真奈(日体大)、秋澤理沙(中大)らは大学への移行がスムーズであれば強力。昨年の関東インカレ優勝の杉本心結(青学大)も絡んでくるか。
女子200mは学生歴代2位の23秒20を持つ髙橋亜珠(筑波大)が、昨年に続く日本インカレとの2冠が視野に入る。その髙橋に、今大会は200mに絞っている東京世界選手権男女混合4×400mリレー代表の青木アリエ(日体大)が挑む。800mはユニバ代表の西田有里(立命大)や、前回優勝の森千莉(至学館大)らを軸に混戦となりそうだ。
100mハードルも混戦模様。昨年のインターハイで2位で13秒31を持つ井上凪紗(青学大)、昨年飛躍を遂げた星場麗羽(天理大)、200mとも兼ねる髙橋、前回4位の福井有香(立命大)らが持ち記録で接近。昨年は学生初の12秒台がマークされているだけに、どこまで迫っていけるか。
女子走高跳では昨年学生歴代7位の1m86をマークしている森﨑優希(日女体大)に、春先から1m80の自己新を成功させている矢野夏希(早大)の一騎打ちの予感。棒高跳は4m31の日本学生記録を持ち、昨年の日本選手権優勝の小林美月(日体大)に、4m21を持つ村田蒼空(筑波大)らが挑む構図となりそうだ。
投てき種目では、女子砲丸投で昨年の日本選手権を制している坂ちはる(大体大)、ハンマー投で学生歴代4位(64m01)の嶋本美海(九州共立大)、やり投で同5位(60m57)の倉田紗優加(慶大)らは記録に注目だ。
このほか、暑熱対策から日本インカレの男女10000mも大会2日目に実施。男子は世界クロスカントリー選手権代表の吉岡大翔(順大)、女子は同代表の小川陽香(立教大)、ユニバ2位のサラ・ワンジル(大東大)が軸となる。
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