HOME 国内、世界陸上、日本代表
岡田久美子 35km初挑戦で日本新!ブダペスト世界陸上内定つかむ 2位・園田世玲奈も派遣設定突破/日本選手権35km競歩
岡田久美子 35km初挑戦で日本新!ブダペスト世界陸上内定つかむ 2位・園田世玲奈も派遣設定突破/日本選手権35km競歩

日本選手権35km競歩で優勝した岡田久美子(左)と2位の園田(右)

第107回日本選手権35km競歩上位成績

●男子35km競歩
優勝 野田明宏(自衛隊体育学校) 2時間23分13秒=日本新、大会新
2位 丸尾知司(愛知製鋼) 2時間25分49秒=大会新
3位 川野将虎(旭化成) 2時間26分51秒
4位 勝木隼人(自衛隊体育学校) 2時間28分53秒
5位 高橋和生(ADワークスグループ)2時間30分55秒
6位 諏訪元郁(愛知製鋼) 2時間32分39秒
7位 萬壽春輝(順大) 2時間33分10秒=日本学生最高
8位 和家昂太郎(国士大) 2時間37分44秒

●女子35km競歩
優勝 岡田久美子(富士通) 2時間44分11秒=日本新、大会新
2位 園田世玲奈(NTN) 2時間44分25秒=日本新、大会新
3位 渕瀬真寿美(建装工業) 2時間57分51秒
4位 河添香織(自衛隊体育学校) 2時間59分46秒
5位 立見真央(田子重) 3時間4分41秒
6位 吉住友希(船橋整形外科) 3時間13分12秒
7位 柴田 葵(至学館大) 3時間18分26秒
※完歩7名

◇第107回日本選手権35km競歩(4月16日/石川県輪島市) ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権35km競歩が行われ、女子は岡田久美子(富士通)が2時間44分11秒(速報値)で優勝。従来の日本記録(2時間45分09秒)を上回る日本新、そして日本陸連が定めるブダペスト世界選手権の派遣設定記録(2時間46分00秒)を突破して、世界選手権代表に内定した。 岡田は埼玉県出身の31歳。オリンピックは16年リオ、21年東京に出場。世界選手権は15年北京、17年ロンドン、19年ドーハ、22年オレゴンに続いて5回目の代表となる。ドーハでは6位入賞。5000m競歩(20分42秒25)、10000m競歩(42分51秒82)、20km(1時間27分41秒)でも日本記録を持つ。2月の20km競歩では世界選手権の参加標準記録を突破できずにいた。 2時間44分25秒で2位に入った園田世玲奈(NTN)も自身の日本記録と派遣設定記録を上回り、昨年のオレゴン(9位)に続いてブダペスト世界選手権の代表入りに大きく近づいた。 また、オープン参加の劉虹(中国)は世界歴代3位となる2時間38分42秒のアジア新記録でフィニッシュしている。

第107回日本選手権35km競歩上位成績

●男子35km競歩 優勝 野田明宏(自衛隊体育学校) 2時間23分13秒=日本新、大会新 2位 丸尾知司(愛知製鋼) 2時間25分49秒=大会新 3位 川野将虎(旭化成) 2時間26分51秒 4位 勝木隼人(自衛隊体育学校) 2時間28分53秒 5位 高橋和生(ADワークスグループ)2時間30分55秒 6位 諏訪元郁(愛知製鋼) 2時間32分39秒 7位 萬壽春輝(順大) 2時間33分10秒=日本学生最高 8位 和家昂太郎(国士大) 2時間37分44秒 ●女子35km競歩 優勝 岡田久美子(富士通) 2時間44分11秒=日本新、大会新 2位 園田世玲奈(NTN) 2時間44分25秒=日本新、大会新 3位 渕瀬真寿美(建装工業) 2時間57分51秒 4位 河添香織(自衛隊体育学校) 2時間59分46秒 5位 立見真央(田子重) 3時間4分41秒 6位 吉住友希(船橋整形外科) 3時間13分12秒 7位 柴田 葵(至学館大) 3時間18分26秒 ※完歩7名

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.21

ダイヤモンドリーグ・ブリュッセルに田中希実と真野友博がエントリー!

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第14戦、レギュラーシリーズの最終戦となるブリュッセル大会(ベルギー)のエントリー選手が発表されている。 女子5000mに日本記録保持者の田中希実(New Balance)が […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子400m・小澤耀平(城西高)広島インターハイを制覇!次に狙うはタイムで“師匠超え”

2025.08.21

【高校生FOCUS】男子400m・小澤耀平(城西高)広島インターハイを制覇!次に狙うはタイムで“師匠超え”

高1当初は「キツくて少し逃げたかった」 ――陸上を始めたきっかけは。 小澤 小学5年生の時にそれまでやっていた空手をケガもあって辞めて、それから地元のクラブチームに入りました。大会に出たりはせず、身体を動かすことがメイン […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―19年ドーハ―走高跳・バルシムが地元V 日本が男子競歩2種目で金独占 4継はアジア新で銅メダル

2025.08.21

【世界陸上プレイバック】―19年ドーハ―走高跳・バルシムが地元V 日本が男子競歩2種目で金独占 4継はアジア新で銅メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日)

2025.08.21

【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日)

【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日/韓国・木浦) 男子 砲丸投 金 張浩辰(中国) 19m84 銀 邢家梁(中国) 19m76 銅 I.イワノワ(カザフスタン) 18m58 円盤投 金 呉南軍( […]

NEWS 30歳ブレイクが100m9秒95、33歳ブラウン20秒27、カナダのベテランが好走!ジェームス400mV/北中米カリブ選手権

2025.08.21

30歳ブレイクが100m9秒95、33歳ブラウン20秒27、カナダのベテランが好走!ジェームス400mV/北中米カリブ選手権

8月15~17日、バハマで北中米カリブ(NACAC)選手権が開催され、男子ショートスプリントではカナダ勢がタイトルを独占。100mではJ.ブレイク(カナダ)が自己新の9秒95(+0.4)で、200mはA.ブラウン(カナダ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top